山下美月、『降り積もれ孤独な死よ』で制服姿を披露 「変に気負わずに演じることができた」
成田凌主演の日曜ドラマ『降り積もれ孤独な死よ』(読売テレビ・日本テレビ系)に出演している山下美月よりコメントが到着した。 【写真】制服姿を披露した25歳の山下美月 本作は、講談社『マガジンポケット』で連載中の同名漫画を元にオリジナルの要素も交えてストーリーを展開するヒューマンサスペンス。 とある屋敷で13人の子供たちの白骨死体が見つかった通称“灰川邸事件”。事件から7年後、現場に残されたマーク・通称リッカのマークをタトゥーに入れた少女・美来(水野響心)が行方不明に。灰川邸事件はまだ終わっていなかったのか。かつて灰川邸事件を追った元刑事・冴木仁(成田凌)は、週刊誌記者・森燈子(山下美月)と美来の行方を追う。時を同じくして灰川邸事件で生き残った子供の一人・沖島マヤ(仲万美)が転落死。少女失踪事件と転落死事件に関与しているとして、灰川邸事件の生き残り・蓮水花音(吉川愛)が浮上して……。 8月25日に放送された第8話では、森が少女失踪事件を追う理由が明らかに。高校時代、周囲になじめずにいた同級生の東野梓(浅川梨奈)に近づきたくて、家庭に恵まれなかった梓と分かり合えるように、自らも家庭に恵まれていないと嘘をついたこと。そしてその嘘が梓にバレて、直後に梓が自殺したことから、その罪滅ぼしとして記者となり事件を追っているという。「わかったふりをしたせいで、彼女は死んだ」「今度はわかったふりで終わらせたくない」という思いで、森は事件を追っているのだと語った。 少女失踪事件を追う冴木と森はあるシェルターで美来を発見。行方不明の間、花音と一緒にいたというのだ。花音は「降り積もれ孤独な死よ」から始まる詩を美来に残して姿を消していた。一方で、灰川邸付近では新たな白骨死体が見つかり、灰川邸事件の生き残りの一人と思われていた神代健流(杢代和人)だと判明して……。 次々に明らかになる灰川邸の子供たちの死。冴木と森が追う謎の先に見つかるのは一体どんな真実なのか。現代編で物語のけん引役の一人である森燈子を演じている山下。久々の制服姿について、「この年齢(25歳)になって学生役をやることがあまりなく、久々でした。 学生に見えるのかなという不安はありましたが、現場でスタッフさんや成田さん、他のキャストの方々が『ちょっと制服姿を見せてよ!』と言ってくださって、現場を盛り上げていただいたので、変に気負わずに演じることができたと思います」とコメント。また、「2024年の現代編は原作にはないドラマオリジナルの部分なので、今までの一連の事件が今後どう収束していくのか、これまでの伏線や謎がすべて繋がって真実が明らかになる9話、10話をぜひお楽しみください!」と今後の注目ポイントについても語った。 【山下美月 コメント】 ●久々の学生服について この年齢(25歳)になって学生役をやることがあまりなく、久々でした。 学生に見えるのかなという不安はありましたが、現場でスタッフさんや成田さん、他のキャストの方々が「ちょっと制服姿を見せてよ!」と言ってくださって、現場を盛り上げていただいたので、変に気負わずに演じることができたと思います。 ●学生時代の森を演じた感想 自分の行動や発言によって誰かを苦しめてしまったという事実は、一生背負っていかなければならない十字架で、森はそれで人を殺してしまったという自覚があるのに、制裁を受けたり、逮捕されたりするわけじゃない。そちらの方が森としてはしんどかったのかなと思います。自分がやってしまったという罪悪感を持ちながら、誰も自分のせいにはしてこない世界は、もしかしたら捕まることや法律的に裁かれることよりも、重荷になって自分にのしかかってくるのではと感じています。 森自身の過去と「美来ちゃんを探したい。この事件をちゃんと追いたい」という気持ちをつなげていく中で、過去があったから動いている、となってしまうと、少し私情を挟みすぎかなという気もして…。森が週刊誌の記者という仕事を選んだということは、自分の過去を背負いつつ、自分なりの正義感を、とても大事にしているのだろうなと思います。 森自身が、この事件を正確に嘘なく世の中に伝えることで、灰川邸事件の関係者だけではなく、苦しんでいる子どもたちや彼らの周りの大人たちにメッセージを届けられるようにと、使命感を持って事件を追っている姿を9話以降もお見せできると思います。8話でようやく森の過去を視聴者の皆さんにお伝えすることができて、ここからまた物語が進んでいくのを、楽しみにしていただきたいなと思います。 ●現代編も怒涛の展開が続く本作の見どころや注目ポイント 2024年の現代編は原作にはないドラマオリジナルの部分なので、今までの一連の事件が今後どう収束していくのか、これまでの伏線や謎がすべて繋がって真実が明らかになる9話、10話をぜひお楽しみください!
リアルサウンド編集部