獅子方、造り物勇壮 鶴来・ほうらい祭り閉幕
白山市鶴来日詰町の金劔宮(きんけんぐう)の秋季祭「ほうらい祭り」は最終日の6日、高さ約5メートルの「造り物」が前日に続いて鶴来地域を乱舞し、見物客を魅了した。夜には金劔宮に戻る神輿(みこし)を見送る「送り獅子」が勇壮に行われ、最後を飾った。 正午に神輿と5体の「造り物」、獅子方3団体が鶴来本町2丁目のお旅所を出発。若衆が「造り物」の巨体を回転させ、獅子方が迫力の演舞を披露すると、人垣をつくった見物客から歓声と拍手が沸き起こった。 金劔宮の南参道前で行われた送り獅子では、清沢町の赤獅子が渾身(こんしん)の舞を見せた後、初老会員が神輿を坂の上の金劔宮に送り届けた。