3つのポイントでチャックリ回避! ウェッジはバウンスを使えば大丈夫!?【冬芝チャックリ撲滅大作戦②】
春から秋にかけて暖かいゴルフシーズンではアプローチが面白いほどに寄っていたのに寒くなり、冬芝になった途端アプローチの難易度が上がり、気づけばチャックリ連発で気分もブルーに。もうこんな思いはしたくない……。2024年12月31日号の「週刊ゴルフダイジェスト」では、チャックリの撲滅法をキング・オブ・試打でお馴染み堀越良和プロに聞いている。「みんゴル」ではそのレッスン内容を3回に分けてお伝えしよう。今回のテーマはチャックリしない打ち方。【3回中2回目】 【前回の記事】冬ラウンドで気をつけるべきは安全だと思われる“花道”!? それってどういうこと?【冬芝チャックリ撲滅大作戦①】
解説:堀越良和プロ 試打経験から裏打ちされた豊富な知識と試打技量から大手メーカーのシャフトやヘッドの開発にも携わる。キング・オブ・試打。クレアゴルフフィールド所属。
バウンスの有効活用がカギ
前回は花道にチャックリの危険が潜んでいることを堀越プロは教えてくれた。ここからはチャックリをしない打ち方を解説してもらった。 「重要になってくるのはアドレスです。まず、ボールの位置を間違っているケースがアマチュアの方には多いです。具体的に言うと、極端に右寄りにボールを置いてハンドファーストに構えるゴルファーがとても多いですが、これはチャックリしやすいゴルファーの典型例で、チャックリしやすい状況を自ら作り出しています」 ---------------------------------------------------- 「ボールを右足の前に置いて、極端なハンドファーストで打つのは絶対NG」(堀越プロ) ダメな理由①:リーディングエッジが刺さりやすい ハンドファーストで構えることによって、ヘッドが鋭角に入りやすく、ボールの手前にリーディングエッジが刺さってしまい、チャックリの危険性が非常に高くなる。 ダメな理由②:スピンもかからない ボールに上から当てる意識が強くなるためスピンが入りそうだと勘違いするゴルファーも多いが、単純にインパクト時にロフトが立つため、スピンはかかりにくい。 ----------------------------------------------------