【オリックス】育成3位花咲徳栄・上原堆我「山本由伸が目標。球団から必要とされる選手に」
オリックスの育成ドラフト3位花咲徳栄・上原堆我(たいが)投手(17)が6日、埼玉県内の同校で球団の指名あいさつを受けた。 牧田勝吾編成部副部長(50)から、岸田護監督(43)のサイン入りボールを受け取り笑顔。「オリックスからドジャースに行って世界一になった、山本由伸選手のような投手が目標。まずは支配下を目指して、球団から必要とされる選手になりたいです」と話した。 最速148キロを誇る直球と、縦に曲がるスライダーが武器。担当の同校OBでもある岡崎大輔スカウト(26)は3年間の成長を見ており「1年生の頃から、目がギラギラしていた。すでにプロのレベルの球を投げているし、人間性もいい。胸を張って推薦できる選手です。球団の顔になる選手になってほしい」と期待を寄せた。 来年の新たなスタートを見据え、ランニングなど体力面の強化に着手している。上原は「体の強さをもっと伸ばして、ケガをしない強さをつけていきたい」と話した。