テン・ハーグ解任であればマンUに戻りたかった? “無所属”で1年を過ごしたGKデ・ヘアの気になる去就
引退も考えていた
昨夏にマンチェスター・ユナイテッドを退団した元スペイン代表GKダビド・デ・ヘア(33)は無所属のまま1年が経った。 7月20日にデ・ヘアが自身のXにて砂時計の絵文字を投稿したことは大きな話題を集め、今夏どこかのチームに加入するのではないか、と様々な憶測が飛び交っている。そんななか、英『The Athletic』は無所属で過ごしたこの1年のデ・ヘアについて取り上げている。 昨年の夏、契約満了を迎えた同選手。22-23シーズンはゴールデングローブ賞を獲得したものの、デ・ヘアの去就は不透明だった。一時はデ・ヘアが減給を受け入れ、契約延長に向かっているという報道もあったが、最終的には退団することとなった。 その後、サウジアラビアのクラブなど様々なクラブが獲得に動いているという報道もあったが、今もフリーのままだ。同メディアがデ・ヘアに近い情報筋に聞いたところでは、同選手は退団後の最初の数ヶ月間、引退を考えていたという。また自身の退団に影響したエリック・テン・ハーグ監督とジョン・マータフフットボールディレクターに激怒しており、2人がいなくなればユナイテッドに戻りたいと側近に語っていたようだ。ジョン・マータフ氏は4月にクラブを去ったが、テン・ハーグ監督は新シーズンもユナイテッドを率いることが決まっている。 ユナイテッド退団直後のデ・ヘアは引退を考えていたというが、今は現役復帰に意欲的であり、サウジアラビア、イタリア、アメリカの複数クラブからオファーを受けているという。近々復帰のニュースが発表される可能性もあるようだ。 ユナイテッド退団後、無所属の状態が続いていたデ・ヘア。今では引退の選択肢はないようだが、次のクラブはどこになるのか。
構成/ザ・ワールド編集部