NewJeans生みの親が退職 メンバーは復帰希望、判断に注目
韓国の大手芸能事務所「HYBE」の内紛を巡り、人気女性グループ「NewJeans」の生みの親で同社子会社「ADOR」のミン・ヒジン元代表は20日、ADORの取締役を辞任すると発表した。NewJeansはミン氏の代表復帰を求めており、今後メンバーらの判断が注目される。 HYBEは今年4月、ミン氏が独立を画策したとして業務上背任容疑で告発した。ミン氏は疑惑は事実無根だと反論したが、8月下旬に代表を解任された。 ミン氏は20日に文書で「HYBEは過ちを認めず、変わる気配もないので、これ以上の努力は時間の無駄だと判断した」と説明した。今後、HYBEに対し法的措置をとるという。 また、NewJeansのファン「Bunnies(バニーズ)」に対し「半年間、応援と支援をしてくれた多くの方々に、心を尽くして感謝の気持ちをお伝えします」とした。 NewJeansのメンバーらは今月13日付でADORに対し、ミン氏の代表復帰などを求める内容証明を送付。受領から14日以内に要求が受け入れられなければ専属契約を解除すると宣言した。【ソウル日下部元美】