感動!ウユニ塩湖の旅/プロカメラマンに聞いた写真撮影のコツ、ベストシーズン、高山病などリアルレポ
ウユニの旅は、なんだか人生に似ている
旅の途中、私もやはり天気ばかり気になり、ちゃんと写真が撮れるかガイドさんに何度も質問しましたし、夜中の雨で星空は見ることができませんでした。 ただ今でも忘れられないのが、ウユニ塩湖を去る前の1時間ほど、青空も出ている中で風がやみ、素晴らしい写真を撮ることができたこと。 家族写真のほか、画面を反転させたりタイムラプス(低速度撮影)を活用したりする動画など、カメラマンのガイドさんの力もあり、自分たちだけでは撮影できなかったような想い出を残すことができました。
塩湖でピクニックランチをして、誕生日を祝ってもらったことも忘れられない想い出です。 帰り際に子どもたちが、ウユニ塩湖を振り返りながら「ウユニ塩湖バイバイ、また絶対来るね~」とずっと語り掛けていた姿は、忘れられません。 たどり着くまでも滞在中も大変なことも多いのに、あの景色を見られるかどうかは、挑戦してみないとわからない。 それでも行ってみたい!と訪れ、夢が叶った時の感動。 一方で思い通りにならないことやハプニングもあるけれど、自分の力だけでは絶対作れないような、素晴らしいタイミングやご縁に恵まれることがある。
「叶わなかったことや大変なことも含めて、目の前で起こる出来事は全て必然なんだな」
圧倒的な大自然を前にそんなふうに実感し、今はあの旅が私たちのベストだったと思っています。 旅から帰った後、我が家は今大きな挑戦の中にいます(その話はまた別の機会に!)。 不安や大変なこともありますが、そんな時に思い出すようにしているのが「自分たちに起こることは全てベストなタイミングで必然」というウユニで得た感覚です。 これからも、自分を信じて心が強く動かされたことには思い切って挑戦し、その結果あらわれた目の前の出来事にひとつひとつ、家族とも力を合わせながら大切に向き合っていきたい。 そんな考えの背中を押してもらったように感じています。 行って本当に良かったという想いと共に、「ウユニの旅ってなんだか人生みたいだな」なんて振り返っている、今日この頃です。 ──── 佐々木はる菜 Halna Sasaki ライター 1983年東京都生まれ。小学生兄妹の母。夫の海外転勤に伴い、ブラジル生活8か月を経て現在は家族でアルゼンチン在住。暮らし・子育てや通信社での海外ルポなど幅広く執筆中。出産離職や海外転勤など自身の経験から「女性の生き方」にまつわる発信がライフワークで著書にKindle『今こそ!フリーランスママ入門』。
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