年越しそば注文次々…書き入れ時の店舗は大忙し 福井県内、閉店後も仕込みに汗
年の瀬を迎え、福井県内のそば店は12月30日、年越しそばの注文が相次ぎ大忙しとなった。 ⇒【写真】ペンギンも大忙し…初詣の特訓中 福井市中央1丁目の福そばでは年末の書き入れ時に備え、29日午後9時の閉店後から翌日午前3時ごろまで、3代目の金井敬治社長(55)らが仕込みに励んだ。 この日は午前11時の開店と同時に次々と客が来店し、「おいしいね」と言いながらおろしそばなどに舌鼓を打っていた。従業員やアルバイト12人は注文を確認しながら慌ただしく動き回り、福井駅周辺の会社に届ける出前の対応にも追われた。店の外では31日も持ち帰り用そばを販売する。 今年は3月に北陸新幹線金沢―敦賀間が開業し、金井社長は「関東からのお客さんが増えた」と1年を回顧。「周辺では再開発が進んでおり、来年はもっと良くなることを願う」と話していた。