DeNA・山本 阪神・梅野から“巣立ち”自覚芽生えた今シーズン「甘えることなくやってみたい」
DeNA・山本祐大捕手(26)が13日、神奈川・横浜市の球団事務所で契約更改交渉に臨み、3100万増の5400万円でサインした。今季はキャリアハイとなる108試合出場、打率・291をマークし、ベストナインとゴールデン・グラブ賞の2冠も獲得。リーグを代表する捕手に成長した山本は、今オフ、阪神・梅野に入門していた自主トレから卒業することを明かした。(金額は推定) 「勝つための自覚が芽生えたシーズンだった。甘えることなく、自分でやれるところまでやってみたい」。21年から4年間、尊敬する梅野に師事してきたが、“巣立ち”を決意。梅野も快く送り出してくれたといい「今の成績があるのは、この4年間のおかげ。感謝しています」と話した。 今季9月15日の広島戦で右手首に死球を受け骨折し、戦線離脱。期待された規定打席はクリアできず「来年は、試合に出続けながらチームを優勝させることができたら」と山本。日本代表にも思いを募らせ「2026年のWBCにも絶対出たいので、来年が勝負になる」と話した。