Caterham Yamaha

英国のケータハムを傘下に収めるVTホールディングスとヤマハ発動機（以下ヤマハ）はこのほど、ケータハムが量産・市販化に向けて開発を進めている新型EVスポーツクーペ・プロジェクトに、ヤマハがパートナーとして参画し、協業を進めていくことを発表した。ヤマハはEVパワートレイン主要部にあたる「eアクスル」を独自に開発し、その試作品をプロトタイプ車両向けに供給 【画像ギャラリー】ケータハム プロジェクトV プロトタイプ ケータハムは、2023年7月に英国で開催されたグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードにおいて「プロジェクトV」のコンセプトカーを世界初公開し、日本でも今年1月の東京オートサロン2024で披露した。 「プロジェクトV」は、ライトウエイト、シンプル、ファン・トゥ・ドライブというケータハムのドライビングプレジャーを最重視するDNAを受け継ぐEVスポーツクーペ。量産・市販化に向けて、現在ケータハムは東京アールアンドデー（以下東京R＆D）とプロトタイプ車両の開発・製作を進めており、プロトタイプ車両の完成目標は2025年央頃を見込んでいる。 ヤマハはEVのパワートレイン主要部にあたる「eアクスル」を独自に開発し、その試作品をケータハムと東京R＆Dが開発・生産を進めるプロトタイプ車両向けに供給する。車両の運動制御においても、ヤマハの技術・知見を提供し「Caterham Powered by Yamaha Motor」の実現を目指す。