【カワサキの注目必至バイク】スポーツタイプでは初!電動モデル「Ninja e-1」「Z e-1」がいよいよデビュー
昨年の秋に開催された2年に一度の乗り物の祭典「東京モビリティショー」では数多くの電動モビリティが展示されていた。だがその大半はクルマもしくは電動キックボードを含む特定小型原付区分のモデルであり、オートバイカテゴリーはごくわずかだった。だがその中でも一際賑わっていたのがカワサキのブース。そのブースに展示されていた注目の1台が、2024年1月に発売される「Ninja e-1」だ。 【画像】カワサキの電動モデル「Ninja e-1」「Z e-1」を詳しく、写真を見る(全29枚) 現状、国内メーカーの電動モデルといえばスクータータイプのみで、スポーツタイプはカワサキが初。2024年はこのモデルを皮切りに新たな電動バイクが登場してくると予想されている。静かで環境に優しいだけでなく、走りもパワフル。外観はオートバイながらも新たなモビリティとして捉え、快適かつ楽しく活用していきたいモデルとなっている。
ライダーにも周囲にも優しく、快適な走りを実現するモーター
「Ninja e-1」・「Z e-1」 の両モデルには、コンパクトなブラシレスモーターを搭載され、EVならではの力強い加速と低回転行きの優れたレスポンスを実現。優れたコントロール性能と停止状態からの素早い加速力を備えている。走行時には排気ガスを一切排出せず、音も静かで、ライダーにも周囲にも優しい。 モードは通常走行モードである「ROAD」モードと速度を制限して航続距離を伸ばす「ECO」モードを搭載。また加速と最高速を約15秒間アップさせ、追い越し加速などの際に便利なe-boost機能や駐輪場などでの取り回しをアシストするウォークモードも搭載している。
ライダーがスマートに使えるデュアルバッテリー
バッテリーはストレージボックス(タンクデザインのもの)に並列に格納されている。二つに分けることで重量を分散させ、取り外しや持ち運びの利便性を高めている。 充電は取り外したバッテリーに直接充電器に接続するパターンと充電ドックに接続するパターン、そして車体に装着した状態で専用のアダプターを使用して充電するパターンを選ぶことが可能となっている。充電時間は、車体に装着した状態で最大約7.4時間(約3.7時間×2)でフル充電できる。 さらに走行中にスロットルを戻すことによって、運動エネルギーがバッテリーに蓄えられる回生システム(リサイクリングパワー)も搭載し、航続距離の延長に貢献してくれる。 ※バッテリー充電器、充電ドック、充電アダプターはいずれも車両には付属しておらず、別途購入が必要。