磯村勇斗、同郷・沼津出身の原田眞人監督とのタッグ熱望「自衛隊員の役」で来年再会?…しずおか映画祭
静岡・沼津市出身の俳優・磯村勇斗が企画・プロデュースを務めた「しずおか映画祭」が4日、故郷の沼津市民文化センターで開催され、同市出身の原田眞人監督とトークを行った。 オープニング作品として原田監督の「わが母の記」を上映。磯村はこの日が原田監督と初対面となったが、磯村は「今回『しずおか映画祭をやるなら、原田監督がいないと無理です』と僕からお願いした」と自らオファーしたことを明かした。原田監督は「素晴らしいですよね。僕も沼津で映画祭やらなきゃいけないなと思っても、何もできなかったけど勇斗さまが…」とたたえた。 原田監督は、磯村が出演した「PLAN75」を見ており「いい役者がいるなと思って、そしたら沼津出身だと聞いてビックリした。いろんな作品に声かけようと思っても忙しくてスケジュールが取れなくて…」と残念そうな様子。「来年やるとしたら、自衛隊員の役なんてどう?」と壇上で提案すると、磯村も「いいですね。丸刈りにしたり、戦ったりする役をあまりやってこなかったので、本当にやらせてください」と逆オファー。原田監督も「じゃあ決まりで」と将来の再会を約束していた。 イベントでは地元にまつわるトークも。「わが母の記」に主演し、この日もビデオメッセージを寄せた役所広司のエピソードとして、原田監督は「役所さんは沼津のギョーザが大好き。役所さんが食べたのは北口亭の方です」と地元の有名店を紹介。「僕は中央亭で始まって、北口亭の方にスライドしました」と語っていた。
報知新聞社