芸歴60年の平泉成が永尾柚乃に弟子入り志願 「湖池屋ポテトチップス」新TVCMで孫娘と祖父役で初共演
「湖池屋ポテトチップス」新TVCM「思いやり」篇と「じいじと孫」篇が9月7日(土)から全国(一部地域を除く)で順次オンエア。「じいじと孫」篇では永尾柚乃と平泉成が初共演を果たしている。 【写真】「湖池屋ポテトチップス」新TVCM「思いやり」篇 1962年の発売以来、半世紀以上にわたって愛され続ける「湖池屋ポテトチップス」。人気子役の永尾柚乃を起用した昨年のCMでは、歌手のMISIAが書き下ろしたテーマソング「愛をありがとう」が流れる中、1960年代から現代へとつながる家族4世代の物語をポテトチップスの思い出とともに届け、多くの視聴者の共感を呼んだ。 新TVCM「思いやり」篇は、街でポテトチップスをきっかけに会話が弾むおばあちゃんと男子学生の交流を描いたほっこりする物語。それに続く「じいじと孫」篇では、祖父・じいじ役に平泉成、孫役として永尾柚乃が登場。平泉と永尾は今回が初共演。孫娘が大好きなポテトチップスを用意して、一緒に食べることを楽しみにしている平泉と、じいじの隣でおいしそうに食べる永尾のほのぼのとした掛け合いを、MISIAさんが歌うテーマソング「愛をありがとう」のメロディーに乗せて印象的に表現している。 実は「思いやり」篇のおばあちゃんは永尾の祖母で、彼女が買ってきたポテトチップスを平泉と永尾が食べる「じいじと孫」篇へとつながる構成になっている。 ■新TVCMストーリー ●「思いやり」篇(30秒) 孫のためにポテトチップスを買いに行った帰り道、偶然出会った男子学生(嘉島陸)に横断歩道を渡る手助けをしてもらったおばあちゃん(小池澄子)。その一部始終を、同じ交差点にいた大学の友人(和内璃乃)が見つめている。おばあちゃんがお礼に「これもらって」とポテトチップスを差し出し、最初、嘉島は遠慮しますが、「孫が大好きなの」と伝えると、「僕も好きです」と受け取り、笑顔を見せる。 大学キャンパスのカフェテリアで、ポテトチップスを友人たちと食べている嘉島陸と和内璃乃。ふと隣に座る嘉島のことが気になって、彼に視線を向ける和内の様子はもしかして……。ポテトチップスがつないだ二人の恋の行方(?)が気になる。 ●「じいじと孫」篇(30秒) 今日は孫娘(永尾柚乃)が遊びに来る日。祖父・じいじ(平泉成)が永尾柚乃の写真を見ていると、妻(小池澄子)が買い物から帰ってきて、ポテトチップスを取り出す。「柚乃が喜ぶな」と受け取った後、しばらく部屋でくつろいでいると、縁側から「じーじ」という永尾柚乃の声が。平泉成の元へ駆け寄る永尾柚乃を、一緒に来た母親(藤澤恵麻さん)が見守っている。 縁側に仲良く腰掛けて、永尾にポテトチップスの袋を差し出す平泉。永尾が一枚取って、「ありがとう。じいじもどうぞ」と言うと、平泉も「ありがとう」とニコニコしながらポテトチップスを食べる。そんな二人の様子を、食事の支度をしながら見守る小池澄子と藤澤恵麻。幸せそうな平泉と永尾のツーショットに、「今日も湖池屋。」というタイトルが重なる。 ■撮影エピソード ●初々しい大学生カップルのお芝居にほっこり 「思いやり」篇のカフェテリアのシーンは、おばあちゃんからもらったポテトチップスをきっかけに、何やら恋が芽生えそうな初々しい大学生カップルを、若手俳優の嘉島陸、和内璃乃が演じている。嘉島は今回が初めてのCM撮影ながら、おばあちゃん役の小池澄子をはじめ、友人役のエキストラやスタッフの皆さんとも気さくに言葉を交わし、現場の和気あいあいとしたムードを演出。 一方の和内も、昨年の「姉妹」篇で演じたお姉さん役に続いて、湖池屋のCM出演は2度目ということで、少しずつ嘉島のことが気になり始めている女子学生役を好演。すてきな笑顔で周囲を明るくしていました。そんな二人の見せ場は、みんなでポテトチップスを食べている最中、お互いに意味ありげなまなざしを送る場面です。嘉島、和内ともに「どこで視線が合うのかドキドキしていました」と語っていた、ほほ笑ましいシーンに注目を。 ●1年ぶりに湖池屋ポテトチップスのCM撮影に臨む永尾柚乃 撮影前、「いっぱい食べて、(顔の)いろんなところにのり塩をつけたいと思います」「頑張ります!」とかわいらしく意気込みを語った永尾。共演者やスタッフに「よろしくお願いします」と両手を膝の前に重ねて深々とお辞儀すると、「1年ぶりに会って、背が伸びたね」という監督のことばに、ニコニコしながら「大きくなりました!」と応じて、早くも現場の空気をほっこりさせていた。 ●思わず笑みがこぼれる“じいじと孫娘”の掛け合い 初共演ながらすぐに打ち解けて、二人にしか出せない独特の間や温度感をつくり出していた平泉成と永尾柚乃。部屋に入ってくるやいなや、あぐらをかいた平泉の前に永尾がちょこんと座るシーンでは、ファーストテイクから「成さんのそんな笑顔、見たことありません(笑)」と旧知の監督も驚くナチュラルなお芝居を披露すると、その後も息ぴったりの掛け合いでOKテイクを連発。休憩中は縁側に仲良く腰掛けて談笑し、ポテトチップスを使った振り付けを一緒に踊ると、今度は平泉成さんがポテトチップスを2枚くわえてアヒル口を作り、永尾柚乃さんにアピール。じいじと孫の幸せな光景を目の当たりにして、スタッフの皆さんの目尻も下がりっぱなしだった。 ●芸歴60年の平泉成さんが永尾柚乃さんに弟子入りを志願!? 全てのシーンを撮り終えた後、「皆さん、ありがとうございました」「私はポテトチップスが大好きなので、これからも毎日毎日食べたいです」と締めのあいさつを行った永尾。隣でそのコメントを聞いていた平泉が、「どうしたらこんなふうにしゃべるようになるんだろうね。弟子になって、ずっと柚乃ちゃんに付いて勉強させていただこうかしら」と、まさかの弟子入りを志願(?)すると、現場のあちこちから楽しそうな笑い声が聞こえてきた。さらに、永尾はスタッフの皆さん一人一人に「ありがとうございました」とあいさつ回りをして、小さなカードを手渡し。そこには「めっちゃありがとう ゆの」という手書きのメッセージと永尾柚乃さんの似顔絵が描かれていて、誰もが終始永尾柚乃さんの言動に癒やされまくりだった。 ●平泉成さんの主演映画も手掛けた30年来の仲の秋山純監督が演出を担当 本CMの演出を手掛けたのは、平泉成の主演映画『明日を綴る写真館』の監督も務めた秋山純監督。実は、ご自身のドラマ監督デビュー作を皮切りに、平泉とは30年近く交流があり、「じいじと孫」篇の撮影前日も電話をしながら、セリフや音楽、初共演の永尾柚乃についてやりとりしたのだという。そんな監督が「事前にイメージを膨らませた上で、本番は一つのイメージに固執せず、現場の空気感を大事にしていく方」「行間を作り出す天才」と絶大な信頼を寄せる平泉。今回の芝居も「成さんの繊細なアプローチで、じいじと孫の穏やかで温かな空気感が生み出せたと思います」と絶賛していた。 ●CMの幸せな世界観を引き立てるこだわりのロケーションと美術装飾 「じいじと孫」篇の舞台の一軒家は、ロケハンで探した昔ながらの日本家屋で、孫が来るのを楽しみに待っているじいじの家を、制作チームが一丸となって作り込んだ。屋内の装飾を手掛けたのは、日本を代表する美術監督の部谷京子。家族のスナップ写真や、孫が作った切り絵を貼ったふすまなどを用意して、一瞬映像に映り込んだだけでも、平泉たち家族の愛情が伝わってくるような臨場感ある演出をしたほか、画面に映らない部分の装飾にも細やかに気を配ることで、CMの温かい空気感が生み出した。
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