「ソファは3台買い替えた。飲みの誘いも断る!」猫を愛する故に藤原樹が“しない”と決めたこと
「どんな粗相をしても全部かわいい」愛猫マースとTHE RAMPAGE・藤原 樹【オフショットあり】
藤原 樹さんが愛猫マースを迎え入れたのは、今から約5年前のこと。 「THE RAMPAGEに入ることになり、16歳のときに上京して最初は寮生活だったんです。ひとり暮らしになったら必ず飼うと決めていました」 【画像】オフショットも! 藤原さんと愛猫マース マースは藤原家の初代猫・マイルの子。マースが生まれて半年後、ひとり暮らしをスタートした藤原さんが実家から引き取り、蜜月生活が始まった。 「最初はもう……大変でした(苦笑)。仔猫時代はいろいろなところでトイレをしてしまったので、ソファは3台買い替えましたし、ベッドにはおねしょシーツも敷いていたし。実家にいたころは母が世話全般をしてくれていたけど、当然自分がすべてやるので、そのぶん責任感も湧きましたし、とにかく愛情が深まりました。きちんと育てたいという思いが強くなりました」 普段は涼し気な表情の藤原さんだが、マースのことになるとつい頰もゆるむ。「育てることの大変さも知りつつ、いるだけで癒される。どんな粗相をしても全部かわいいなと思います」と藤原さんは目を細めた。
僕の腕にもたれて寝ている姿がたまらなく愛おしい
一方通行ではない、マースからの「好き」アピールも日々感じているという。 「僕が寝るとき、絶対ベッドに来るんです。首輪に鈴をつけているので、鈴の音がしたら“来たな! ”と思う(笑)。寝転んで右腕を伸ばすと、マースが腕枕されにスッと隣に来て頭を載せるんですよ。僕の腕の中におさまって寝ている姿……たまんないですね! 僕もここぞとばかりにマースの体に顔をこすりつけて寝ています」
マースとの時間が最優先。ごはんの誘いを断ることも
現在、藤原さんはパフォーマー業のほか、俳優としてドラマや映画、舞台などに出演し、ボーダーレスに活動している。嬉しい仕事のオファーが続けば、スケジュールの過密さには拍車がかかる。 「仕事が忙しければ忙しいほど、僕は家にいる時間が一番大事になってきます。今年出演した『HiGH&LOW THE 戦国』の公演中には、タイトなスケジュールに加えシリアスな役柄ということもあって、結構追い詰められて……初めて“限界かもしれない”と感じました。そんなときでも、帰ったらマースがいてくれる。家で一緒に過ごす時間があるから、メンタルを崩さず保てているところが絶対にあります」 地方公演が続き、しばらく家を空けたときも、マースが最優先だという。 「メンバーや友達からごはんに誘われても、絶対断ります! “マースがずっとひとりで可哀想だから行けない”って。早く帰ってマースと過ごしたいって、頭がいっぱいになるんです」 グループのリーダー・陣さん、パフォーマーの与那嶺瑠唯さんとはいわゆる猫飼い同士。しばしば猫トークで盛り上がるというが、意外にも写真を見せ合うようなことはないそう。 「だって、みんな結局自分の猫が一番だから、ほかの猫を見ても“かわいい”とは言うけど、そーんなに思ってないんですよ(笑)。心の中ではみんな、うちの子が一番、ですよね」 CREA初公開! “マスいつ”オフショット 藤原 樹(ふじわら・いつき) 1997年、福岡県生まれ。16人組のダンス&ボーカルグループ・THE RAMPAGEのパフォーマーとして2017年にメジャーデビュー。 猫とは:家族。 マース 5歳のオス。マンチカン。藤原さんとは“マスいつ”の愛称で知られ、ライブグッズも多数。 K-POP界のレジェンド、ドンヘさん、ウニョクさんをお迎えしたスペシャルインタビュ―、JOさんと愛猫ミントの貴重な2ショット、SNSで話題沸騰中のマンガ『猫に転生したおじさん』作者・やじまさんによる特別描きおろしマンガ&シール付録など、「猫のいる毎日は。」特集は「CREA」2024年夏号でお読みいただけます。
赤山恭子