【有馬記念】ルメール「右へモタれた」レース後ジョッキーコメント
12月24日、クリスマスイブに行われた暮れのG1・有馬記念(芝2500m)は、武豊騎乗のドウデュースが復活の勝利を飾った。勝負どころでは抜群の手応えでひと捲り。大観衆に押されて鮮やかな差し切りだった。 有馬記念の【写真】はこちら 有馬記念、レース後ジョッキーコメント 1着 ドウデュース 武豊騎手 「ドウデュースも私も帰ってきました!状態はすごくいいなと思っていたので、この馬のいいところを出すことだけを考えて、前半はもうこの馬のリズムでゆっくりと行って、とにかくラストの脚はいいものを持っているので、そこにかけてました。道中は少し、馬が元気良すぎたところがあったんですけど、なんとか我慢できたので。残り700mぐらいから、この馬の末脚を生かすだけ生かそうと思って。4コーナー回ってくるときの感じが良かったので、なんとかなるかなと思いました。ダービーの後、本当に苦しい思いをしてたので、この馬はこんなもんじゃないと思ってずっとここまで来て、今日の強いメンバーですけど、ドウデュースが1番強いと思って乗りました。本当にこれまで素晴らしい馬に恵まれて、今日もこういうドウデュースという名馬と共に有馬記念を挑めて、本当に幸せだなと思います。本当にいつも応援していただきありがとうございます。今日は本当にドウデュースと共にいいレースをすることができました。やっぱり競馬はいいなと思います。今後皆さん応援してください。メリークリスマス!」 2着 スターズオンアース C.ルメール騎手 「16番でしたが良いポジションが取れました。マイペースで行けましたが、最後の直線では右へモタれていました」 3着 タイトルホルダー 横山和生騎手 「あそこまで行ったら勝ちたかったです。あわやというところを作ってくれて本当にかっこいい馬です」
横山武「申し訳ないです」
4着 ジャスティンパレス 横山武史騎手 「前走より状態も良く落ち着いていましたが、ゲートで後ろにモタれてしまい、腹を括る形で運びました。ドウデュースが相手かと思い良いマークが出来ましたが、コーナーでギアが上がって行きませんでした。1番人気に応えられず申し訳ないです」 5着 シャフリヤール 松山弘平騎手 「返し馬から具合の良さは感じていましたし、スターズオンアースの後ろで流れには乗れました。折り合いもついて脚も溜まりましたし、勝てなかったのは悔しいですが、最後まで頑張ってくれました」 6着 タスティエーラ R.ムーア騎手 「馬の状態はすごく良かったです。手応えはありましたが、スローペースで馬群の中に入ってしまい、4角から直線までスムーズではなかったです」 12着 スルーセブンシーズ 池添謙一騎手 「返し馬のフットワークは良かったのですが、宝塚記念の時より気負っている感じでした。道中も壁が作れず、力んでいた分が響きました。距離も少し長いかもしれません」 レース結果、詳細は下記のとおり。 12月24日、中山11Rで行われた第68回有馬記念(3歳上オープン・G1・芝2500m・1着賞金=5億円)は、武豊騎乗の2番人気、ドウデュース(牡4・栗東・友道康夫)が、復活の勝利を飾った。勝ちタイムは2分30秒9(良)。 2着に7番人気のスターズオンアース(牝4・美浦・高柳瑞樹)、3着に6番人気のタイトルホルダー(牡5・美浦・栗田徹)が入った。