「最高の夏に」高校野球福岡大会で5年ぶりの開会式 参加は希望制
第106回全国高校野球選手権福岡大会が29日、開幕し北九州市民球場で開会式が行われた。新型コロナウイルス感染拡大や豪雨災害などで開会式の開催は5年ぶり。試験期間中の学校もあるため、参加を希望した81校が集まった。 ■高校野球の最新情報はコチラ 選手宣誓を行った星琳の小山琥太郎主将(3年)は「夢の甲子園を目指して一投一打をかみしめながら、仲間を信じて、支えてくださった方に笑顔と感動を送り、最高の夏にすることを誓います」と宣言した。「チームスローガンが『信は力なり』なので、仲間を信じてという言葉は入れたかった。前日は練習が終わって体育館でずっと選手宣誓の練習をしました」と大役を果たしてホッとしていた。 3連覇を目指す九州国際大付の田端竜也主将(3年)は優勝旗を返還。「優勝旗を手放してまた取り戻したい気持ちが強くなりました。今年は1年生が頑張っているので上級生も負けられないと練習にも緊張感があります。3年生がひっぱって甲子園に行きたい」と改めて3連覇を心に誓っていた。(前田泰子)
西日本新聞社