自分を貫きトップまで、佐野勇斗が26歳目前に語る“熱源”
目黒蓮との出会いで変わった自意識
──今いちばん夢を熱く語り合える相手は誰ですか。 目黒蓮くんですね。目黒くんは僕よりも熱いんですよ。言ってることも、実際の行動も熱い。だから、指針になるし、目黒くんを見ていると勇気が出ます。 正直、目黒くんに出会うまでは、俺ってちょっと熱すぎるのかなって不安になることもあったんです。それで空回りしているのかなと感じる瞬間もあったけど、今はまったく気にならなくなった。自分は自分なんだから、熱くていいやって。そこで周りを気にするよりも、自分を貫いて、トップを獲りたいです。 ──毎日日記をつけているそうですが、それもやはり目標達成のためにやっていることなんですか。 もともとは、なかなか思うように結果が出なくて悩んでいた時期があって。今の自分はちゃんと頑張れてないかもしれない、今まで自分がいちばん頑張っていた時期っていつだろうと考えたときに浮かんだのが大学受験だったんです。で、そのときにやっていたのが毎日日記をつけることだったので、それをそのままもう1回やってみたというところからのスタートでした。 しかもそれがちょうどコロナ禍で。そこで時間があって続けていたら、そのまま習慣になりました。今はもう日記を書くのは歯磨きと同じ感覚ですね。 ──日記はたまに読み返したりするんですか。 たまにします。そのときの自分の悩んでいることがそのまま書かれていて。大丈夫だよと思うこともあれば、同じ悩みが現在進行中ということもある。でも、すでに解決した悩みもたくさんあるということは、継続中の悩みだっていつかは終わるときが来る。そう考えると、このまま頑張っていれば大丈夫だよって、未来の自分から言ってもらえているような気持ちになるんです。 ──そう思えるのは、たくさんの悩みを乗り越えてきた自分がいるからですね。 そうですね。それこそインスタのフォロワー数100万人を目標に掲げて、フォローお願いしますってひたすら言い続けていた時期の自分とか、今思い返せば、ちょっとやりすぎたかなと思うんですけど(笑)。でもやってよかったと思うし、あそこで頑張っていた自分がいるから今がある。そう思うと、ちゃんと過去の自分を正解にできている気がします。 ──ハチとイジーは二人で一緒にやっていくためにルールを決めます。佐野さんが自分に課しているルールはなんですか。 毎日、日記に夢と目標を書くこと。あと、これも基本なんですけど、謙虚な気持ちと感謝の気持ちを忘れないこと。謙虚な気持ちと感謝の気持ちを大事にしようというのは自分に課しているルールです。 ──イジーは自分を封印した守り人を倒すために戦います。佐野さんが今いちばん倒したい相手は誰ですか。 自分ですね。怠惰な自分を倒したいです。 ──先ほどここからの2年間が大きな分岐点になるとおっしゃっていました。27歳になったとき、どうなっていたいですか。 そうですね。まずはインスタ200万人!(笑) ──やっぱりインスタ(笑)。 それと個人として地上波ゴールデンタイムのドラマで主演を務めること。そして、その主題歌をM!LKで歌いたい。あとはM!LKとして紅白歌合戦に出ること。この2年間、自分に鞭打って頑張ります。