“ビヨンセ効果”で「ウエスタン」コーデが爆発的人気に!コスプレにならないおしゃれのヒントを伝授
トレンドに敏感な人なら驚かないかもしれないが、このところ「ウエスタンファッション」の検索数が急増している。Pinterestによれば、「カウガールハット」の検索数は過去3カ月間で3倍に増え、「カウボーイアウトフィット」の検索数は40%増加。 【写真】アンダーウェア丸見え…!ビヨンセが魅せた「透け透けドレス」のカウガール風ルック また、ファッション検索エンジンのLystでは、「ウエスタンブーツ」の検索数は過去6カ月間で23%増加し、「ウエスタンシャツ」の検索数は41%増加しているという。 最新アルバム『カウボーイ・カーター』をリリースし、電撃来日して話題をさらったビヨンセが“カントリー時代”に入ったことや、またプロのロデオ選手と交際を始めたベラ・ハディッドの影響も相まってか、カウボーイハットやカウボーイブーツをはじめとするあらゆるウエスタンスタイルが再び脚光を集めているのだ。 「気になるけれど、日々の着こなしに取り入れる方法がわからない」という人のために、ここでは人気のウエスタンファッションのおしゃれな着こなしのポイントをご紹介。
トップブランドも注目
このトレンドはここしばらくの間ランウェイでも頻繁に確認できるが、「モブワイフ(Mob Wife)」や「トマトガール・サマー(Tomato Girl Summer)」などの一過性のトレンドではなく、今後数シーズンにわたって続くと予測されている。 なかでも、ヘルムート ラング(写真)やセリーヌ、ヴィクトリア・ベッカムなどのブランドがコレクションで発表しているカウボーイブーツは、過去数年で隆盛を極めている。 いっぽう、デンマークを代表する人気ブランドのガニーは、数シーズン前からウエスタンブーツを発表しているが、刺しゅうを施したそのスタイルはカルトな人気を誇っている。 Lystによれば、ガニーのウエスタンブーツはこのカテゴリで最も検索され取引されている製品で、過去6カ月間で検索数が285%も増加しているという。これに僅差で続くのが、メゾン マルジェラのカウボーイブーツ版タビで、その検索数は前月比で66%増加しているとのこと。 ブーツにとどまらず、私たちは過去数シーズンであらゆるウエスタンルックを目撃してきた。 最新コレクションでも、モリー ゴダードが刺しゅうをあしらったウエスタンシャツを発表し、ファレル・ウィリアムズはルイ・ヴィトンで全身カウボーイのルックを披露、クロエ(写真)はフリンジを多用している。トム フォードやラルフ ローレン、イザベル マラン、ステラ マッカートニーなどのブランドも、以前からウエスタンスタイルを支持している。
おすすめコーデ
取り入れやすく楽にスタイリングできるのは、やっぱりカウボーイブーツ。履きこなせるか自信がないという人は、ベーシックな黒やブラウンを選び、テーラードのスラックスやふんわりとしたワンピースなどに合わせるのがおすすめだ。 また、コスプレっぽくなったり、フェス参加者のように見えたりするのを避けるには、一度にたくさんのウエスタン要素を取り入れないことがポイント。特にカウボーイハットは、控えめな服装のアクセントとしてプラスするのが成功のカギとなる。 “やりすぎ感”を出すことなくウエスタントレンドを簡単に取り入れるなら、レザーやスエードのオーバーサイズのフリンジ付きジャケットもいいだろう。
From Harper's BAZAAR UK