任期満了に伴う野洲市長選挙で初当選を果たした櫻本 直樹新市長が３１日、初登庁しました。 野洲市の新しい市長に就任した櫻本 直樹さん（４８）。元県職員という経歴をもつ櫻本市長は、今月１３日に投開票された野洲市長選挙で、「健全な行財政運営」などを訴え、当時の現職らとの三つ巴の戦いを制し、初当選を果たしました。 初登庁のこの日、初めて市長のイスに座った櫻本市長は「非常に重い責任を背負って、ここで仕事をするんやなっていう緊張感ですね。こんな景色だと思っていませんでした」と話しました。 また、市の職員の前で訓示が行われ、「野洲市は今、課題山積になっている。どうやって市民の生活を守っていくのか、私たちが今、頑張らなければこの野洲市は持続できず、周囲のまちからも取り残されてしまう。これでは市民も幸せになりません。私はこれから全力で市民のために働いていくつもりです」と決意を述べました。 現在の野洲市を課題山積と評した櫻本新市長。特に長年、市を二分してきた市立野洲病院の移転・建て替え事業については事業費や財政面など早急に検証を進めるとしています。また、２０２６年度末の予定とされていた病院の開院については、この検証結果をみて判断するとしています。