高速SA、将来的に有料化を検討 一定時間の駐車利用で、混雑対策
高速道路各社は26日、サービスエリア(SA)、パーキングエリア(PA)の混雑対策をまとめた。一定時間以上、駐車する車両は将来的に有料化を検討。駐車場を2階建てなど立体構造とすることも盛り込んだ。トラックの利用増加で駐車スペースが不足しているため。ともに「中長期的な対策」とし、導入時期は示していない。 【表】高速道の通勤割引24時間に拡大 経済策原案
SAなどの駐車スペースは一部で混雑が常態化。物流の「24年問題」が懸念される中、回転率を上げたり、スペースを拡張したりするなどの対策を進める。 一部SAでは試験的に、大型車スペースの利用を1時間以内に限定。各社は来年度以降、こうしたスペースを拡大、有料化の是非を検討する。