“今季最強寒波”から一転…28日以降は全国的に気温上昇か 春のような暖かさ この先の天気傾向を気象予報士が解説
長野県北部に「大雪警報」を出ています。22日夜のはじめ頃から23日朝にかけて、大雪や路面の凍結による交通障害に警戒してください。岸本慎太郎気象予報士の解説です。
現在も北部では雪の降っているところが多いですが、23日の朝にかけてピークとなります。 新潟県境付近の山沿い、野沢温泉など多いところでは、22日夜から23日の朝にかけて30センチから40センチほどの雪が降るでしょう。 長野市の平地も5センチから10センチ降り、23日の朝には少し積もっていると思われます。 23日以降は積雪や路面の凍結で滑りやすいので、お出かけの際はお車でも徒歩でもお気を付けください。 この先の天気傾向です。25日クリスマスから27日は北部に雪マークがついていますが、山沿いのみで量も多くない見込みです。 28日以降は全国的に気温が上がります。県内は最高気温10℃を超えるところも多く、春のような暖かさを感じるかもしれません。 年末年始のお天気はまだ不確定な部分がありますが、気温が高く雨が降る可能性もあるので、雪がたくさん積もっている地域では雪解けによる雪崩や落雪、そして、土砂災害に注意してください。 県内に帰省されるご家族にも、「28日以降は暖かいということと、雪解けによる事故に注意して」とあらかじめ伝えてあげてください。