【大谷翔平と一問一答②】悲願の世界一へ決意新た「集大成で勝って、最高の終わり方ができれば」
ドジャースの大谷翔平投手(30)が24日(日本時間25日)、25日(同26日)に開幕するヤンキースとのワールドシリーズ前日のメディア対応に出席。ワールドシリーズへの意気込みを語った。 大谷との一問一答は以下の通り。 ――ジャッジみたいに体格が大きくて打率が残せるの選手はどういう印象ですか? 「僕はあそこまで大きくないですけど、野球をする上ではゾーンが広がる意味では間違いないと思う。そこを多用しつつ、率を残していくのは相当効率よく打っていかないと難しいと思う。その中であれだけの長打力があるというのは、なおさら素晴らしいことだなと思います」 ――松井秀喜さんはどういう存在ですか? 「そこまで直接会って話したことはない。画面の中の人というか、少年のころに憧れた選手という感じです。子供たちの模範となるような人であり、選手だと思うので、そういう意味では相当影響を受けたんじゃないかなと思います」 ――日本のファンのワールドシリーズへの興味は前と比べてどうか? 「日本の選手がプレーしているか、チームに在籍しているか、していないかによってもちろん変わると思う。僕もプレーしていますし、(山本)由伸もいますし、注目しているのかと期待はしていますけど、どうなのかは僕にはわからないです」 ――世界中からドジャースタジアムに来て試合を見る人に向けて。 「僕自身が初めてなので、そこでどれだけ冷静に自分のプレーができるのかわからないところではあるんですけど、ファンの人の歓声や熱気を凄く楽しみにしている。それを力に変えられるように頑張りたいと思っています」 ――家族は何人くらい来ますか? 「今のところはどうなんですかね。(親戚の)子供がどの程度来るのかわからない。両親はもちろん来ると思いますけど、何人というのはちょっとわからないですね」 ――WSで勝つことは大谷さんにとってどういう意味ですか? 「僕にとってというよりは、プレーしている全員がそこを目指して頑張っている。1年の集大成として、自分自身の野球人生の中の1つとしても大きなものかなと思います」 ――地区シリーズとリーグ優勝決定シリーズで学んだことは? 「独特な雰囲気の中でどれだけ冷静に自分の打席を送れるかだと思う。それがどういうシチュエーションであっても、シーズンと変わらないように。そこが一番難しいと思います」 ――準備期間の間に興奮が増した瞬間は? 「ポストシーズン全体でタフな試合が多かったですし、その中でここ4、5日空きましたけど、作った気持ちや雰囲気をなるべく継続しつつ、逆に少しリラックスするところを作るっていうのは難しかったですけど、なるべく継続できるように調整してきました」 ――ここまでの1年間を振り返ってみて。 「素晴らしい球団ですし、チームメートも素晴らしいですし、1年間楽しくプレーできたのはそういう人たちのおかげ。集大成で勝って、最高の終わり方ができればなと思います」