JO1が掲げる「どこであろうとレッドカーペットになる」 5年目も11人で前例のない道へ
11人の絆を深めながら、ファンダムを拡大するJO1。約5年間、道なき道を歩き続けてきた彼らの現在地に迫った。AERA 2024年9月30日号より。 【写真】蜷川実花が撮った!AERAの表紙を飾ったJO1はこちら * * * ――9枚目のシングル「WHERE DO WE GO」のタイトル曲は大人っぽいファンクポップ。「僕たちが歩けばどこであろうとレッドカーペットになる」という意志を乗せた楽曲だ。 豆原:前回シングルの「Love seeker」はアッパーな曲でしたが、ガラッと変わって大人っぽい。僕たち自身も年を重ねているからこそ表現できる曲だと思っています。 大平:冒頭のキャッチーな口笛も含めて、これまでのJO1にはないセクシーな曲だと思います。また新たな挑戦です。 鶴房:僕も大人な印象を持ったのと、サビがとても良いなと思いました。 佐藤:序盤の「どこへ向かえばいいのだろう? 風に任せて もっと色づく未来まで」という歌詞がとても好きです。「土の時代」は積み重ねたものの分だけ報われるようなところがあったけど、今の「風の時代」は風に身を任せるように生きていけば大丈夫だと思える。デビュー5年目の僕たちとしても「今を楽しんでいけば大丈夫」と思えているところがあるので共感しました。 川西:今の若い人たちは自分も含めて自信がなくて思ったことが言えなかったり、考え過ぎてしまう人が多い。この曲を通して、自分を大切にすることで自分が選んだ道が正しいと思えるようになると伝えたいです。 ■いつもオンステージ 金城:「自分たちの毎日がレッドカーペット」というコンセプトを聞いた時に、(河野)純喜くんが昔同じようなことを言っていたことを思い出しました。練習中にメンバー同士で他愛もない話で盛り上がっていたら、急に純喜くんが鏡を見てポーズを決め始めたので「切り替えがすごいですね」と言ったら、口を半開きで口角を上げながら「俺らっていつもオンステージだから切り替えとかないやん」って。 河野:それ覚えてる。 川西:嘘つけ! 河野:(笑)。5年目を迎えて少し大人になったJO1だからこその自由気ままに表現している雰囲気がすごく好きな曲です。