縮小する紙媒体の危機に奮闘するフリーペーパー 100号を目指すスポーツキャスターの草分け・長田渚左編集長 スポーツ総合誌『スポーツゴジラ』
「平和があってこそのスポーツ」目標とする100号まで揺るがず
そして、オリンピック休戦についても活動してきた。 2018年平昌五輪が北朝鮮のミサイル攻撃で危機にさらされた時、日本スポーツ学会は、スポーツゴジラ誌面でも休戦の署名を呼びかけた。 長らくIOC(国際オリンピック委員会)委員を務めたアルペンスキー銀メダリスト・猪谷千春さんが平昌で、IOCのトマース・バッハ会長に数万人の署名を手渡した。 しかし、ロシアとウクライナ、パレスチナとイスラエルなど戦火が鎮まる糸口さえ見つからない。 長田渚左編集長: 青臭いと言われるかもしれませんが、平和があってこそスポーツです。スポーツ文化は平和への一助になるものと信じています。オリンピックは平和の祭典。その姿勢は目標とする100号まで揺るぎません。 月に2回、スポーツゴジラの支援者らが集う「スポーツライター講座」には、さまざまな人たちが自らの原稿を持ち寄り、意見を出し合って研さんを続けている。 スポーツゴジラ最新64号の特集は「アフリカ甲子園プロジェクト」。 野球不毛の地・アフリカに野球の種をまいて育んで花を咲かせるプロジェクト。 アフリカの子どもたちに、実践した野球を通じた人間教育の現在・過去・未来が掲載される。 (撮影:産経映画社)
佐藤 修