石垣市で弾道ミサイル想定の住民避難訓練 市民ら約100人が参加 「ミサイル来るかな?」と疑問の声も
石垣市は12日午前、県や国と共催し、弾道ミサイルの飛来を想定した住民避難訓練を石垣市民会館などで実施した。市民ら100人近くが参加した。 【写真】石垣市で行われた住民避難訓練の様子
仮想の「X国」から弾道ミサイルが飛来する恐れがあるとの模擬の全国瞬時警報システム(Jアラート)とサイレンが流れ、参加者は新栄公園から隣接する市民会館大ホールに避難した。参加者は「避難方法など勉強になった」と語る一方、市民会館と隣り合う新栄公園にいた親子連れらは「せっかくの休みに訓練どころではない」「自然災害なら関心あるが、ミサイルが来るのかね」と疑問視する声もあった。 午後には石垣市役所で弾道ミサイル飛来を想定した市職員の初動対処訓練が実施される。 国民保護に基づく弾道ミサイル避難訓練は県内では2022年11月に与那国町、23年1月に那覇市で実施され石垣市で3例目となった。
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