「悔しいけど…」 安田祐香、土壇場18番で痛恨池ポチャ…V争い脱落の2位「ちょっとつかまって」
伊藤園レディス
女子ゴルフの国内ツアー・伊藤園レディスは10日、千葉・グレートアイランドC(6769ヤード、パー72)で最終日が行われた。4位で出た28歳・山内日菜子(ライク)が逆転で通算14アンダーとし、今季ツアー初勝利。一時は7人がトップに並ぶ大混戦の中、首位で出た安田祐香(NEC)は最終18番で池に入れ、12アンダーで無念の2位だった。 【画像】「かわいいが渋滞」「たまらん!」 同学年の安田祐香と政田夢乃がラウンド中に笑顔で談笑した実際の写真 安田は出だしの1番でバーディーを奪う幸先の良いスタート。終盤は7人が11アンダーで並ぶ大混戦となった。山内が15番のバーディーで抜け出すと、最終組の安田も15番の3打目を“ベタピン”でバーディー。最終組の1つ前を回る山内が17番のグリーンエッジからバーディーを奪って抜け出した。追う安田は18番パー4の第2打もピンを狙って強気に攻めたが、池に落ちてしまった。 最後にボギーを叩き、約2か月ぶりのツアー通算2勝目はならず。ラウンド後は「いいスタートを切れたんですけど、前半で1メートルぐらいのパットを2回外してしまった」と4、8番に悔いが残ったラウンド。最終18番は攻めた結果、痛恨の池ポチャとなり「もうスコアは大体わかっていたので、右からバーディパットでもよかったんですけど、ちょっとつかまっちゃって」と唇を噛んだ。 今の心境を問われ「悔しいのは大きいですけど、この1か月ぐらい凄くいいゴルフができたので、手応えがあったかなと」と敗戦の中でも成長を実感。メルセデス・ランク16位に躍進した今季は残り2試合に出場できる。「この状態だと凄くいいと思うので、続けてあと2試合頑張りたいなと思います」と前を向いた。
THE ANSWER編集部