糸井嘉男、”大谷翔平のWBCサインボール”入手経路を告白「野球選手にサインをもらうのは初めて」
今シーズンのメジャーリーグベースボール(MLB)の日本人選手の活躍や試合の見どころをまとめた『MLB’s ON FLEEK』#17・#18が、「ABEMA」野球公式YouTubeにて公開された。 【写真】ゲスト出演した糸井嘉男と杉谷拳士、ほか動画カット【5点】 今回公開された動画では、元プロ野球選手で野球解説者の糸井嘉男と杉谷拳士がゲスト出演。#17では、日本人MLB選手の前半戦の活躍を振り返った。まずはロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手の前半戦の成績を見ると、打撃好調だった昨シーズンよりも打率が上回る結果に。 番組MCを務めるお笑いコンビ・さや香の新山が「打率アップの要因は?」と質問すると、糸井は「クリケット打法ですね」と断言。クリケット打法とは、大谷翔平が今季途中から導入したクリケットのバットを使った打撃練習のこと。糸井は「バットの面が返らないようになり、打撃好調の要因となった」と解説した。 また、杉谷は「勝負をしてもらえるようになったことが大きい。昨年まで在籍していたロサンゼルス・エンゼルス時代は、四球や敬遠が多くて、中継を見ていて『なんだよ!』と思うことばかりだった。だけど、今年はそれがない!」と、ファンの声を代弁した。 続いて、ボストン・レッドソックスの吉田正尚選手の成績を振り返ると、昨シーズンよりも振るわない結果に。杉谷は「DHで出場することが多くなり、守ることがなくなったことによって“野手のリズム”が崩れてきているのでは?」と推測した。 一方で、7月は打率3割超と復調傾向にあることを紹介すると、糸井は「僕のおかげです!」と、なぜかドヤ顔。その理由として、吉田選手とアメリカで食事をしたことを明かし、「その日の夜の成績は猛打賞、次の日は決勝打、2日後は同点ホームランを放った」と成績が上り調子であることを強調した。 さらに糸井は「彼は『孤独』だと言っていた」と打ち明けると、杉谷も「シカゴ・カブスの鈴木誠也選手も『MLB の環境はすごく孤独』と言っていた」と口を開き、「言葉が分からないから寂しい気持ちになるし、『悪口を言われているのでは?』と不安になるらしい」と海を渡ったMLB選手ならではの苦悩を語った。 また今年4月に上京したさや香の2人が、東京進出の中間報告。新山は「成績は、2割7分」と、“東京ルーキー”にしては上々のスタートダッシュを決めたことを発表。新山は「東京のスタジオの固さにも徐々に慣れてきた」とマウンドにたとえて話し、「後半戦にご期待ください!」と語気を強めた。 #18では、「MLBのお宝ハウマッチ?」と題し、超レアグッズの価格をクイズ形式で紹介した。まずは大谷選手のトレーディングカード2枚が登場。大谷選手と愛犬のデコピンが映っているカードと、2021年にア・リーグ MVPを初受賞した記念カードの価格を比較すると、デコピンとの 2ショットカードの方が高額という結果に。 デコピンの話題性とユニフォーム姿ではない大谷選手の姿の珍しさから、1枚1万3千円という値が付いていることを伝えると、糸井は「いつでも稼げますね!」と冗談を飛ばし、さや香の新山も「自分でカードを作ったらいつでもいける(笑)」と悪ノリした。 また、大谷選手のMLB移籍初期は漢字のサインで、現在は英語のサインが使われているため、漢字のサイン入りユニフォームは“超貴重品”となっていることを紹介。もはや価値をつけることができず、MLB グッズショップでは「非売品」としていることを伝えると、大谷選手と元チームメイトの杉谷は「もらっとけばよかった!」と頭を抱えて悔しがった。 そのほかにも、糸井と杉谷が「自慢のお宝グッズ話」を公開する一幕も。糸井は「WBCの時にもらった大谷くんのサインボール」と“超お宝”の存在を明かすと、出演者一同「なんで持っている!?」と仰天。糸井は「吉田正尚にお願いして…。野球選手にサインをもらうのは初めて」と入手経緯を打ち明けると、さや香の2人は「それはズルいっすよ!」とツッコミを入れた。 杉谷も「小さい頃から松坂大輔さんが好きで、現役引退される年に目の前でサインを書いてもらった」とエピソードを披露。そして、「当時チームの後輩だった近藤健介(現福岡ソフトバンクホークス)が、松坂と同じ横浜高校出身だったので、『近ちゃん頼む!』とお願いした」と語ると、新山は「やってること糸井さんと一緒やん!」と鋭いツッコミを炸裂させた。
ENTAME next編集部