那覇地検が入る那覇第一地方合同庁舎（資料写真）

　那覇地検は29日、2023年10月に石垣市内で当時46歳の男性の腹部を踏みつけるなどの暴行をを加えてけがを負わせて死亡させたとして傷害致死の罪で当時18歳の特定少年だった飲食店従業員の男（20）＝同市＝を起訴した。裁判員裁判で審理される。地検は認否を明らかにしていない。事件を巡っては、地検が元特定少年の男（21）＝三重県津市＝も同罪で起訴している。起訴は11日付。 【年末に注意】1週間で10件　急増する還付金詐欺、あの手この手　沖縄県警が注意呼び掛け

　起訴状によると、男は23年10月1日、石垣市内で元特定少年の男と共謀し、路上に仰向けに倒れた男性の腹部を踏みつけるなどして膵臓損傷の傷害を負わせ、11月25日に同市内の病院で腹膜炎による呼吸不全で死亡させたとしている。