秋元康プロデュース「WHITE SCORPION」が初のCDをリリース。最年少センター・HANNA「定期的に振り返って、ずっとエネルギッシュにやっていきたいな」
9月11日、秋元康氏が総合プロデューサーを務めるアイドルグループ「WHITE SCORPION」が1stミニアルバム『Caution』をリリース。 昨年12月デビュー以来、彼女たちにとっての初のCD作品。念願となるこのタイミングで、デビュー直前にインタビューを行なった最年少メンバー・HANNAにあらためてインタビュー。今のWHITE SCORPIONについて語ってもらった。 * * * ――まずは初のCDリリースおめでとうございます! HANNA ありがとうございます! 昨年末からずっと配信で楽曲を出してきたんですけど、やっぱりCDとして発売するのはメンバー全員の夢でしたし、ファンの方も「この曲だけはCDで発売してほしい」みたいなことをよく言ってくださってたんです。だからレッスン後にリリース決定を聞いたときは、11人みんなで「やった......!」って喜び合いました。 ――現在高校1年生。一般的にはCDを買う世代ではないと思いますが、やっぱり配信とは違いますか。 HANNA 違いましたね。私もNewJeansさんが好きなのでCDを集めるんですけど、飾っていられるコレクションが増える感覚もあるというか。やっぱり形に残るって嬉しいんです。 ――そんなミニアルバム『Caution』には、デビューから5ヵ月連続で配信リリースしてきた5曲のほか、『動く唇』『心が目を閉じる』といった新録2曲も収録されています。 HANNA CD化ということでより全員の気合いが込められた2曲です(笑)。『動く唇』は今までの私たちのように力強い楽曲で、「はっきりしない人に対して、もっと思ったまま答えようよ」ってメッセージを込めて歌っていて。『心が目を閉じる』は私たち初のバラード曲です。 ――共感した歌詞はありました? HANNA 『動く唇』の"美しい言葉の羅列を信じてはいないのよ"。ただキレイな言葉を並べただけじゃ何も伝わらないから、感情をそのまま言葉にしないといけないって意味だと思うんですけど。私自身は1年近くこうして活動していても、キレイに話すことがまだまだ苦手で。頭に浮かんだ言葉をパッと口にしているんですけど、だからこそ共感してしまうといいますか。 ――なるほど。でも、昨年11月の活動初期のインタビューと比べると、かなり受け答えもスムーズになった気がします。 HANNA 本当ですか? 嬉しいです、成長です!(笑)。でも、この1年でメンバーの明るさに引っ張られて、だいぶポジティブで、あまり後悔しない人間になったと自分でも思っていて。だからパッと話せるようになったんじゃないかなと思います。 ――ほかにこの1年で変わったことはありますか? HANNA 初期は地元の兵庫から通いで活動してたんですけど、今は上京してきました。でもやっぱり東京は人が多くて大変ですね......。渋谷とか、基本的に行きたくないです(苦笑)。 ――もともとインドアなタイプでしたよね。 HANNA そうですね。なので基本的にひとりで出かけることはほとんどなくて......。メンバーとならどこかに遊びに行くこともあるんですけど、レジやお洋服屋の店員さんとしゃべることができない人なので、そのあたりもメンバーに助けてもらってます(笑)。