アル・ナスルが今夏最初の補強! コパ・アメリカを戦ったブラジル代表GKベントを獲得
アル・ナスルは17日、アトレチコ・パラナエンセからブラジル代表GKベントが完全移籍加入することを発表した。 【動画】スーパーヒーローに扮するベントがアル・ナスルの“守護者”に アル・ナスルは今夏の移籍市場において、マンチェスター・シティに所属するブラジル代表GKエデルソンへの接触が報じられていたが、まず獲得を発表したのは別の“セレソン”守護神となった。クラブの発表によると、ベントはアル・ナスルと2028年6月30日までの4年契約を結んだという。移籍金は明かされていないものの、移籍市場に精通するイタリア人記者のファブリツィオ・ロマーノ氏によると、総額1800万ユーロ(約31億円)程度の見込みだ。 ベントは1999年6月10日生まれの現在25歳。アトレチコ・パラナエンセでプロキャリアをスタートさせ、2020年11月にトップチームデビューを飾った。当初は元ブラジル代表GKサントスのバックアッパーに甘んじていたものの、同選手が移籍した2022シーズンから正GKの座を確保。以降は不動の守護神に君臨し、これまでに公式戦164試合でゴールマウスを守っている。在籍期間内にはコパ・スダメリカーナ優勝も経験した。 また、昨年11月にはブラジル代表に初招集。今年3月にはA代表デビューを飾っていた。今夏にはコパ・アメリカ2024を戦うブラジル代表メンバーにも選出。これまで国際Aマッチ通算2試合出場を記録している。 直近は夏の移籍市場を賑わせる存在だったアル・ナスルにとって、ベントは今夏の補強第一号となった。現在のチームにはポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド、セネガル代表FWサディオ・マネ、クロアチア代表MFマルセロ・ブロゾヴィッチ、元ブラジル代表DFアレックス・テレス、スペイン代表DFアイメリク・ラポルテらが在籍している。 2023-24シーズン、アル・ナスルはサウジ・プロフェッショナルリーグ(SPL)をアル・ヒラルに次ぐ2位でフィニッシュ。AFCチャンピオンズリーグ(ACL)では、後に優勝することとなるアル・アインに準々決勝で敗れていた。
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