<西園寺さんは家事をしない>ドラマPに聞く第5話の見どころ 松本若菜&松村北斗の関係は「また新たなフェーズに」
◇緊張気味なルカ 「レスQ」チームはメロメロに!
ルカにとっても“偽家族”はとても大きい存在です。ルカは、まだ自分の思っていることや感じていることをうまく言葉にできない年ごろ。幼いながらも一生懸命思いを伝えようとする姿には胸を打たれると思います。
脚本家の宮本さんは「大人のように思いを言語化できないからこそ、きっとこの一言が出てくるのでは」と、とても繊細にせりふを書いてくださって、そして瑛茉ちゃんもお芝居を頑張ってくれました。まだ小さな体いっぱいに複雑な思いを抱え込んだルカの姿からは、彼女の健気(けなげ)な思いも伝わってくるんじゃないかなと思います。
さらに、津田健次郎さんが演じるカズト横井の存在感もどんどん増していく中で、彼が“偽家族”の3人にどんなふうに関わっていくのかも楽しみの一つ。原作を読んでとてもワクワクした部分でもあります。
ある日の撮影で、横井をはじめ「レスQ」社員やルカらが一堂に会した時がありました。瑛茉ちゃんも制作会見ぶりに再会する皆さんを前にして最初は緊張していたのですが、いつの間にかなじんでいて。「レスQ」チームも彼女の可愛さに一瞬で魅了されていました(笑い)。
緊張を隠せない瑛茉ちゃんを一生懸命フォローする若菜さんと北斗パパの様子や、コワモテな格好をした津田さんが瑛茉ちゃんの横に並んだ時のシュールな面白さなど、可愛さと優しさが詰まった撮影現場でした!
◇西園寺さんと楠見の関係は新たな展開へ
脚本の宮本さんは、第4話で登場した、動揺した西園寺さんが放つ「ありがとよ」や「ノールック楠見作戦」、横井が楠見の印象を表現する時の「鯛の冷やし茶漬けみたいな雰囲気」など、 “クスッと笑えるキラーワード”を自然と台本にちりばめてくださるんです。私は宮本さんの選ぶ言葉が本当に好きで、10年前に初めてお仕事をした時に書いてくださったせりふをいまだに覚えているほどです。