H2Aロケット49号機、きょう午後2時24分20秒に打ち上げ 種子島宇宙センター
三菱重工業は26日午後2時24分20秒、H2Aロケット49号機を鹿児島県南種子町の種子島宇宙センターから打ち上げる。政府の情報収集衛星「レーダー8号機」を搭載する。打ち上げは、気象条件を満たさずこれまでに2度延期している。予備期間は10月31日まで。 【写真】南種子町の位置を地図で確認する
レーダー8号機は、電波を使って夜間や悪天候でも地表を観測できる事実上の偵察衛星。政府は2003年から情報収集衛星を運用しており、8号機は6号機の後継機となる。打ち上げは、可視光を使う「光学」も含めて現在の4機体制を維持するのが狙い。 H2Aは05年の7号機から42機連続で成功中。本年度中に予定されている50号機を最後に引退し、後は新型ロケットH3に引き継ぐ。
南日本新聞 | 鹿児島