ロシア大統領選挙は17日、最終日の投票が極東地域から始まっています。先月、死亡した反体制派指導者・ナワリヌイ氏の妻らは、正午に投票所に行くことで抗議の意思を示す統一行動を起こすよう呼びかけていて、混乱も予想されます。 ロシア大統領選挙では、プーチン氏の圧勝が確実視される中、先月、死亡した反体制派指導者・ナワリヌイ氏の妻ユリア氏らは、投票最終日となる17日正午に投票所に行くことで、プーチン大統領に抗議の意思を示す統一行動を起こすよう呼びかけています。 「選挙の不当性を訴える全国的な抗議活動にしたい」としていて、「反戦」を掲げて立候補を目指すも認められなかったジャーナリストのドゥンツォワ氏や、動員兵の妻らの団体も賛同しています。 こうした中、独立系メディアによりますと、一部の市民には、「冷静に投票してください」などと抗議活動に参加しないよう圧力をかけるようなメッセージが届いているということです。 検察当局も抗議活動に参加すれば処罰すると警告していて、混乱も予想されます。