大西魁斗が来季PGAツアー出場権を獲得/米男子下部ツアー最終戦
◇米国男子下部◇コーンフェリーツアー選手権 最終日(5日)◇フレンチリックゴルフリゾート(インディアナ州)◇7667yd(パー72) 【画像】大西魁斗が日本勢2人目となる米下部ツアー優勝 米国男子下部コーンフェリーツアーの今季最終戦が終了し、大西魁斗は通算4アンダーの13位でフィニッシュ。年間ポイントランキングを28位から25位に上げてシーズンを終え、上位30人に付与される来季レギュラーツアー(PGAツアー)出場権を手にした。 昨季は22試合の出場でポイントランク100位に終わったが、今季は6月「UNCヘルス選手権」で初優勝を飾るなど飛躍のシーズンに。参戦2年目で下部ツアー“卒業”を決め、2025年は初めてのPGAツアー本格参戦に臨む。 大西は愛知県出身の25歳。9歳で渡米し、フロリダ州のIMGアカデミーを経て南カリフォルニア大卒業後の2021年にプロ転向。22年「フジサンケイクラシック」で日本ツアー初優勝を遂げ、同年のコーンフェリーツアー予選会を12位で通過して出場資格を得た。 来季PGAツアーは松山英樹、2年目の久常涼も主戦場とする見込み。金谷拓実、岩崎亜久竜が来季出場権をかけた予選会(QT)への参加を表明している。 PGAツアーの2025年シーズンは、年始の「セントリー」(1月2~5日/ハワイ州・プランテーションコースatカパルア)で開幕を迎える。