「危険すぎないか?」サッカー日本代表、北朝鮮と3月に平壌で対戦「ラフプレー」連発の過去に集まる危惧
サッカーの2026年W杯アジア2次予選で、日本代表が北朝鮮代表と3月26日に敵地で対戦する試合の会場が、平壌の金日成競技場に決まった。アジア・サッカー連盟が1月30日までに公式サイトで日程を更新した。午後5時のキックオフを予定している。 男子の日本代表が、平壌で北朝鮮と試合をするのは、2011年11月のブラジルW杯アジア3次予選で0-1で敗れて以来、13年ぶり。 勝ち点6でB組首位の日本は、3月21日にも東京・国立競技場で北朝鮮と対戦する。 2月24日には、北朝鮮女子代表と日本女子代表のパリ五輪アジア最終予選第1戦が、金日成競技場でおこなわれる。 「2023年10月1日、中国・杭州で開催されたアジア大会の男子サッカー準々決勝で、日本と北朝鮮が対戦。日本は2-1で勝利したものの、北朝鮮選手によるラフプレーとマナーの悪さに注目が集まりました。 北朝鮮の選手は、試合中から主審の判定に抗議を繰り返し、結局、6枚ものイエローカードが提示されることに。後半27分には、日本代表スタッフがピッチに入り選手に、水を配っていたところに、北朝鮮選手がやってきて水を要求。スタッフから水を奪い取ると、そのスタッフを殴ろうとするかのように拳を振り上げ、威嚇したのです。 試合終了のホイッスルが鳴ると、北朝鮮の選手が主審に詰め寄り、係員が北朝鮮選手と審判の間に入るなど、大荒れの展開となりました」(スポーツ担当記者) サッカー好きで知られる歌手の小柳ルミ子は当時、自身のXでこう苦言を呈した。 《サッカー日本代表、ベスト4進出おめでとう。それにしても北朝鮮のプレーがあんなに酷いとは。日本選手が怪我するのではと心配でした。終了してからもレフェリーに詰め寄る北朝鮮。後味の悪い対戦相手に負けずに良く闘ってくれました》 「W杯アジア2次予選で、北朝鮮代表は2023年11月16日にシリア代表と対戦し、0-1で敗れましたが、アジア大会のメンバーから半数以上の12人を招集。監督もアジア大会で指揮を執ったシン・ヨンナム氏が務めています」(同前) 金日成競技場の収容人数は約5万人。完全アウェーのなか、ラフプレーが目立つ北朝鮮チームと対戦することを危惧する声が、SNSでは上がっている。 《サッカー日本代表、平壌で試合するのは危険過ぎないか?》 《怪我させられませんように》 《JFAはなんで昨年のアジア大会サッカーの北朝鮮の蛮行をしつこく抗議しなかったのか。おかげで平壌開催のはめに・・・大事な選手を守ってくれよ》 平壌での対戦成績は、日本の2分け2敗。選手が無事に帰ってくることを願うばかりだ。
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