10、11両日、福島県郡山市で「ふくしまSDGs未来博」 企業や学校、多彩な取り組み発信
持続可能な地域づくりを考える「ふくしまSDGs未来博」は10、11の両日、福島県郡山市のビッグパレットふくしまで開かれる。テーマは「福島のよりよい未来を考える」で、国連の持続可能な開発目標(SDGs)実現に向け、60以上の企業や学校、団体などがブースを設け、取り組み内容を発信する。 葛尾村のHANERU葛尾はバナメイエビの陸上養殖を紹介する。福島市のニックファンズは県内の規格外の果樹農産物を使うクラフトコーラシロップなどを販売する。人気漫画「弱虫ペダル」のグッズ販売もある。子ども食堂に届ける食品を募るフードドライブも繰り広げる。 ステージでは、10日にタレントのさかなクン、福島環境・未来アンバサダーを務めるなすびさん(福島市出身)が出演する。11日にはViVi専属モデルで俳優の村上愛花(えりか)さん(会津若松市出身)、お笑いコンビ・サバンナの八木真澄さんらが登場する。 ふくしまSDGsプロジェクト推進コンソーシアムの主催。入場無料。午前9時30分から午後5時(11日は午後4時)まで。未来博は福島民報社が創刊130周年記念事業として一昨年9月に郡山市で開催した「ふくしまSDGs博」の成果を継承する場で、今年1月に続いての開催。問い合わせは事務局(福島民報社事業局) 電話024(531)4171へ。
■11日には「産業賞10回記念シンポ」も 11日午後1時から、ふくしま産業賞10回記念シンポジウムが同時開催される。過去に知事賞を受けた企業の代表、タレント長沢裕さん(伊達市出身)がパネリストを務める。