代表選不出馬表明の馬場代表「責任取るのは当たり前」 松井前代表「自民はしたたか」党運営を語る
松井さんは馬場代表の受け止めをどう感じますか。 【前大阪市長 松井一郎さん】「責任を取ることは、選挙の結果が出た瞬間から、もう頭の中にあったんでしょう。馬場さんの中に」 【日本維新の会 馬場伸幸代表】「まあそうです」 【前大阪市長 松井一郎さん】「僕も代表やって、選挙勝った時も、負けた時もありましたよ。その選挙のたびに、出た結果においての自分の責任というのは、ずっとどこかで取ろうと」 辞任という選択肢もあるかと思いますが? 【前大阪市長 松井一郎さん】「それをやると、今度、特別国会の首班指名がありますから、誰がリーダーとして首班指名の名前を書くのかを決める。だから結果が出た瞬間に、馬場さんが辞めることを表明すると、特別国会の賛否、これを決める執行部がなくなってしまうわけです」 【前大阪市長 松井一郎さん】「代表が辞めるっていうのは、幹事長も政調会長も党執行部、全員辞任です。特別国会がある中で、方針を決めるまでは、やっぱり執行部で何を言われても、残らなきゃいけない。耐えなきゃいけない。そこはしょうがないところだと思います」
■「日本維新の会」結成から今回の選挙戦までの歩み
馬場代表が不出馬を表明したことで、維新は新たな展開を迎えることになりますが、日本維新の会はこれまでさまざまな歴史がありました。 2010年に「大阪維新の会」を橋下さんたちが結成しました。 2012年に国政政党「日本維新の会」結成。この時の代表は橋下さんです。 2015年維新の“一丁目一番地”「大阪都構想」の住民投票が否決されました。これによって橋下さんは政界を引退。その後代表になったのが、松井さんです。 松井代表の時にも、2度目の「大阪都構想」の住民投票を行ないましたが、否決となり、松井さんは政界を引退しました。 その後継指名で名前が挙がったのが、馬場代表です。 その後、統一地方選挙で全国的に躍進するなどありましたが、今年6月、政治資金問題をめぐって迷走。 そして10月、衆議院選で議席を減らす厳しい結果となりました。
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