塩素系ガス発生のクリニックを立ち入り調査 広島市保健所 再発防止を指導
広島市中区のクリニックで2日に塩素系ガスが発生し、患者と職員が入院した問題を受け、市保健所は5日、同クリニックを立ち入り検査した。再発防止を指導し、1カ月後をめどに改善報告書の提出を求める方針。 【写真】騒然とした現場周辺(2日) 市保健所の職員2人が現場を確認し、クリニックの職員から聞き取りをした。市によると、透析で使う医療機器を消毒するための酢酸と次亜塩素酸ナトリウムを誤って混ぜてしまい、塩素系のガスが発生したという。 2日は患者と職員の計9人が喉の痛みなどを訴えて入院した。当時、患者と職員の計約140人が建物内にいて、近くの病院に避難した。
中国新聞社