住宅全焼、自宅放火疑いで69歳男逮捕 福井署など、けが人なし 福井県福井市
11月27日午前2時55分ごろ、福井県福井市上北野2丁目の住宅から出火していると付近の住民から110番があった。木造2階建て約66平方メートルを全焼、隣接する住宅とアパートの壁など一部を焼き、約1時間半後に消えた。福井署と県警捜査1課、機動捜査隊は同日、自宅に火を付けて全焼させたとして、現住建造物等放火の疑いで無職の男(69)を逮捕した。けが人はなかった。 逮捕容疑は26日午後11時35分ごろから翌27日午前2時55分ごろまでの間に、自宅1階の一室に火を付けて全焼させた疑い。 福井署によると、男は妻と2人暮らし。出火当時、妻は自宅にいなかった。男は火を付けた後に逃走し、市内で発見された。「ライターで居間にあるティッシュに火を付けた」と供述している。同署は動機などを調べている。
福井新聞社