各陣営のSNS戦略 “バズる”タイミング狙って…アイデアを絞り試行錯誤 都知事選“特化チーム”の存在
日テレNEWS NNN
次の“東京のリーダー”を決める東京都知事選挙。“注目候補”が力を入れているのがSNS戦略です。そのウラには、アイデアを絞り試行錯誤する、SNSに特化したチームの存在がありました。 ◇ 東京都知事 小池百合子氏(先月23日) 「皆さん、おはようございます」 子育て政策の演説会に出席していた、現職の小池百合子氏。
子どもたちと交流したそのウラで、控え室にこもり、パソコンと向き合うスタッフがいました。 ボランティアスタッフ 「記録用に撮った動画なんですけど、投稿できるかを確認しながらカット(編集)している作業です」 演説会の映像を、SNSに投稿するため、さっそく編集を始めていました。 狙いは、政治に関心がない人にも、小池氏の人柄と政策を広めることです。
小池氏本人の提案で始めた、ニュースのようにこれまでの実績を伝えるAIゆりこや… 自宅で撮影する縦動画など、SNSでの発信に力を入れている小池陣営。 中には、再生回数が1700万回を超えるものも。“バズる”タイミングを狙って、投稿しているといいます。
一方、前参議院議員の蓮舫氏。 鋭く切り込む様子から、“怖いイメージ”を持たれがちだといいますが、SNSで力を入れているのは… 前参議院議員 蓮舫氏 「うれしいな。応援しているとか、元気が出ます」
自宅からのライブ配信です。Tシャツ姿で愛犬を抱え、視聴者の質問に答えていました。 SNS担当 西崎つばさ都議 「怖いという印象を持たれがちだったところを、彼女が持っている柔らかさや、政治家として抱えてきた苦悩を、身近に感じてもらえるようなことを考えて、発信しています」 “自然な姿”をみせて、有権者との距離を縮める作戦です。
そして、これまでも積極的にSNSを活用してきた、安芸高田市の前市長、石丸伸二氏。得意なSNS戦略は… 「SNSに拡散お願いします」 石丸氏に関する投稿を増やし“拡散”させることです。