八重山諸島に生息する希少な動植物を守ろうと、地域の子どもたちが石垣島を訪れた観光客らに注意を呼びかけました。 この呼びかけは、石垣島を訪れる観光客らに八重山諸島に生息する希少な動植物への注意喚起を図ろうと、環境省や八重山警察署などが行いました。 5日、石垣空港の到着ロビーでは地域の子どもたちが「島から連れていかないで」と書かれたチラシを配って、訪れた人たちへ注意を呼びかけました。 各航空会社によりますと、乗客の手荷物などから持ち出し禁止の両生類や爬虫類が見つかったほか、八重山警察署では、去年絶滅のおそれのあるリュウジンオオムカデを捕獲し検挙した事例が2件ありました。 八重山警察署・伊敷純警部補「こういった周知活動を行って、希少動物を八重山諸島から持ち運んでいただかないようにしていただきたいと思います」 環境省や八重山警察署は今後も関係機関と連携をとって、啓発活動を行っていくとしています。