東京Vが先制点を守り切り勝利…五輪代表候補MF山田楓喜は後半8分に1か月ぶりの復帰
◆明治安田J1リーグ ▽第19節 東京V1―0名古屋(22日・味スタ) 東京Vはホームで名古屋と対戦した。後半7分にMF翁長聖が決めた先制点を守り切った。 前半はこうちゃく状態が続いた。攻撃ではFW木村勇大へのロングパスで打開を狙うが、オフサイドや相手DFの対応により阻止される。一方で、ディフェンスは名古屋の攻撃をシャットアウト。シュートを2本にとどめ、前半を折り返した。 すると後半7分、ディフェンス陣の働きに攻撃陣が応えた。ピッチ中央付近でボールを拾った翁長はペナルティーエリアまでドリブルすると、前に詰めてきたGKランゲラックの頭の上をループシュート。弧を描いたボールはネットに吸い込まれ、待望の先制点をもぎ取る。その後は名古屋の猛攻に遭うも、GKマテウスが好セーブを連発。攻守で粘りを見せ、白星をつかんだ。 5月22日のルヴァン杯広島戦(2●3)以来の復帰となったU―23日本代表候補のMF山田楓喜は、後半8分より途中出場。ゴールやアシストの記録はなかったが、CKのキッカーを務めるなど万全な状態をアピールした。
報知新聞社