大助・花子結婚40周年公演会見 かつての離婚危機明かす
漫才さえなかったらもっと仲のいい夫婦だった
また、大助はこうも話した。 「漫才は僕がメーンじゃなく、僕がついていく。そのアンバランスな感じがよかった。(結婚して)25年ぐらいまでは漫才の中にも格闘があった。今はもう穏やかになったけど。漫才さえなかったら、もっと仲のいい夫婦だったと思う。病気もしなかっただろうと思う。でも、今はお互いの体をねぎらって、わりと漫才の中でもそういう呼吸で入っている」
一方の花子も、「お酒も飲まんと漫才1本に懸けてたんです。夫婦の夢ってあるじゃないですか。漫才の夢は夫の夢で、私の夢じゃない。早く売れたら早く辞めたいと私は思ってた。でも、今は漫才が嫌いと言う言葉はない。記念日を迎えることが幸せです」 今回の公演については、「(観た人は)心が洗われたっておっしゃってます。歌とダンスでつくるお芝居です」と大助。20年前に大助花子劇団を立ち上げ、漫才、芝居、ショーをやってきたが、「今回はお芝居(1時間半)が終わって、漫才が1本あります。妖精の踊りがとんでもなく美しい。感動すると思います」と、にこやかに語った。 (文責/フリーライター・北代靖典)