大助・花子結婚40周年公演会見 かつての離婚危機明かす
大助・花子結婚40周年公演会見 かつての離婚危機明かす THEPAGE大阪
夫婦漫才の宮川大助・花子が結婚40周年を迎え、それを記念して、結婚40周年記念公演「花咲村の妖精」の開催を発表した。このほど大阪市内で2人そろって会見し、結婚記念日の4月9日の「なんばグランド花月」(大阪市中央区)での公演の意気込みや、夫婦漫才師として歩んできた40年の歴史を振り返った。花子は離婚の危機に触れ、「夫からもらった最高のプレゼントは離婚届けを破ってくれたこと」と語り、大助も「マンション出ても行くとこなかったしな」と、しみじみ語った。
花子がかつて離婚届を叩きつけたことも
宮川大助(65)・花子(60)は4月9日で、結婚40周年を迎える。同時にまた漫才師として走り続けてきた40年でもある。会見の初めに「まさか40周年を迎えるのは思ってなかった」と花子が口火を切り、大助も「離婚届けを叩きつけられまして、それを乗り越えての40周年です」と、笑いながらに話した。 40周年を記念しての「花咲村の妖精」は、昨年盛況のうちに終わった同作の内容に一部追加や変更を行い、より表現力の高いメルヘンチックな舞台になっているという。たっぷり1時間半、夫婦漫才も披露する。2人の漫才は、大助がネタを作り、台本を書き、舞台では花子がリードするスタイルだ。花子は「ついていくのに必死やった」と話し、それが原因で離婚の危機も…。 花子はかつて離婚届を叩きつけたことを明かし、「40周年で長くやる秘訣って新婚さんに言ってもわからない。山の上の景色も登らないとわからない。(40年で)夫からもらった最高のプレゼントは離婚届けを破ってくれたこと」と言い、大助は「マンション出ても行くとこなかったしな」と振り返った。 「僕は浮気をしたわけでもない、借金したわけでもない。漫才の稽古がハードすぎて(花子が)ついてこれなくなった。僕らは決して優秀ではないので、仕事が入ってくれば練習する。僕の稽古が耐えられなかった。ああ、苦労かけたなあって思った。今日あたり、首を斬られるんとちゃうか、そう思ったこともありました。漫才をやってなかったら、喧嘩する必要もなかった」とも。 30周年公演を終えたあと、大助が脳卒中で倒れたのは衆目の知るところだが、それを懸命に支えた花子に感謝し、2人は普通の夫婦の姿に戻っていったという。