【20台限定】ベントレー「ベンテイガS」にカーボンホイールとセンターストライプを採用!「エイペックスエディション」の特別装備とは
ベンテイガ初のセンターストライプ
エイペックスエディションはマリナーデザインチームが考案した特別なカラーデザインが6種類用意される。どのカラーデザインを選択しても、ベンテイガでは初となるセンターストライプがボンネット中央からルーフへとペイントされる。 エクステリアカラーは「キャンディレッド」「アンスラサイト」「オレンジフレーム」「アルパイングリーン」「ペールブロガー」「エクストリームシルバー」の6色となるが、コントラストを効かせたセンターストライプのパターンもあれば、サテンカラーとの微妙な濃淡を表しているものもある。
エイペックスエディションの特別な装備
ベンテイガS エイペックスエディションは装備の充実ぶりも際立っている。エクステリアにはスタイリングスペシフィケーションが含まれ、フロントスポイラー、リアスポイラー、シル、ミラーキャップといったサテンカーボンファイバーのパーツが装備される。 インテリアは特別なカラースプリットで彩られ、フェイシア、センターコンソール、ドアウエストレールはすべてサテンカーボンファイバー、加えて、5シートのコンフォートスペシフィケーションと「Naim for Bentley」オーディオシステムが装備される。ブラインドシートインサートの「Apex Edition」刺繍とコントラストカラーのベントレーのエンブレム、ウエストレールの「Apex Edition」の文字、カーボンファイバーの「Apex Edition」トレッドプレートなども、特別なアイテムの一例だ。Dピラーにもカーボンファイバーの「Apex Edition」エクステリアバッジが装着される。 エイペックスエディションの生産台数はわずか20台。12気筒のスピードモデルの生産が終了した今、より高いパフォーマンスを求める顧客には嬉しい限定車なのではないだろうか。 AMWノミカタ これまでのベントレーの限定車は特別な色や刺繍などをあしらった、いわゆるコスメティックな変更に終始したものが多かったが、今回は一歩踏み込んでパフォーマンスの部分にも手を加えてきた。トピックはカーボンホイールを採用したことだろう。Bucci Composites社によると同等の合金ホイールに比べ40%の軽量化が図れるという。このホイールは2021年に発表されていたが、製品に正式に採用されるのは初めてなのではないだろうか。ベントレーはスタイリングスペシフィケーションと呼ばれるボディキットやインテリアのハイグロスカーボンファイバーパネルなどカーボン製品を積極的に採用している。このホイールもベントレーの既存のカーボン戦略を完璧に補完するものとなるだろう。