市スポーツ課の応援企画など8事業 「市職員アワード」で表彰 三重・松阪
三重県松阪市はこのほど、職員の資質向上などを目的に実施している「市職員アワードグッドパフォーマンス部門」の本年度の表彰を市役所で開いた。市教育委員会事務局スポーツ課のパリ五輪に出場した松阪市出身選手を応援する取り組みなど8事業が受賞した。 職員アワードは、職員が互いを認め合い高め合う組織風土の醸成や、効率的で効果的な行政経営の実現を目的に毎年実施している。各部局長から推薦のあった取り組みに対し、竹上真人市長と近田雄一、永作友寛の両副市長が「よく頑張った」と認める事業を表彰する。 2024(令和6)年度は、各部局長から推薦されたものの中から8件を受賞事業に認定。竹上市長が受賞部局を回り直接、表彰状を手渡した。 スポーツ課の応援の取り組みは「限られた期間の中、応援企画に段取りよく取り組み、幅広いアプローチで市のスポーツ振興に尽力した」と評価された。 同課以外の事業などは次の通り。(かっこ内は担当課) ▶被災地支援経験に基づいた市民への防災啓発活動(防災対策課)▶地域住民や民間団体との協働による中山間地域の活性化「第1回まつさか香肌峡トレイルラン大会の開催、特定地域づくり事業協同組合の設立」(飯南地域振興局地域振興課、飯高地域振興局地域振興課)▶民間事業者と連携した食品ロス削減に向けた新たな取り組み(清掃事業課)▶地域資源を活用した事業展開(こども家庭センター)▶三重県宝塚一号墳出土埴輪(はにわ)の国宝指定に向けた取り組み(文化課文化財センター)▶デザインマンホールを通じた下水道事業のイメージアップと市の魅力発信(上下水道総務課、下水道建設課)▶タブレット端末を活用した小中学校全体防災訓練(学校支援課子ども支援研究センター)