スポーツ&カルチャー体験イベント「スポカル」札幌・つどーむで16日開催
子どもから大人まで楽しめる毎年恒例のスポーツ&カルチャー体験フェスティバル「スポカルSP2024 at つどーむ」が16日、札幌市スポーツ交流施設「つどーむ」(札幌市東区栄町885―1、地下鉄東豊線栄町駅から徒歩約10分)で開かれる。毎年数万人が集まる、まさにスポーツとカルチャーの祭典だ。競輪、オートレースを統括する公益財団法人「JKA」もブースを開設する。 会場ではテニス、ラクロス、スポーツチャンバラなどスポーツ約30種目、フラダンス、三味線、茶道、和太鼓、ブレイクダンスなどカルチャー約30種目などが無料(一部有料)で体験できる。屋外では多くのキッチンカーも集結してイベントを盛り上げる。 JKAは、社会的課題を解決するための「補助事業」として競輪とオートレースの売り上げの一部を機械工業の振興や社会福祉等に役立てていて、今年もブースを設ける。競輪界からは北海道出身でガールズケイリン(女子の競輪)の人気レーサー・佐藤乃愛(20)が登場する。函館競輪場のガールズレーサー育成を目的とした「ホワイトガールズプロジェクト」の7期生。中・高と陸上競技で活躍した将来有望な若手選手だ。 競輪選手になるためにはまず、「日本競輪選手養成所」を受験し合格しなければならない。現在、同養成所では129回生(男子)、130回生(女子)の募集を8月21日まで行っている。競技用自転車に乗ってタイムを測定する「技能試験」の1次、自転車の経験がない「適性試験」の1次(垂直跳び、背筋力測定、長座体前屈)は9月から10月に行われる。 過去にはオリンピアンや世界陸上に日本代表として出場した選手、ハンマー投げの元日本チャンピオン、元プロ野球選手など他競技から転向した選手が活躍している。また、警察官、地方公務員、銀行員、教員などから新天地を求めた選手が多くいる。 オートレーサーの早川清太郎(41)も16日に来場。オートレースの大きな大会で実績を残すスター選手。実力だけでなく端正なマスクで女性からの人気も抜群だ。オートレーサーもプロボクシングの元東洋太平洋女子チャンピオンなど他分野からの選手も多く活躍している。佐藤、早川はステージでのトークイベントのほか、JKAのブースで来場者と触れ合う。入場には入場券が必要です。スポカルの詳細はTEL011・558・7645まで。
報知新聞社