「イマノル以上の人物はいない」 ここまでわずか1勝と手腕振るわずも…ソシエダSDが指揮官との契約延長を目指す
レアル・ソシエダのロベルト・オラべSD(スポーツディレクター)が、低調な立ち上がりとなったチームについて語った。24日、スペイン紙『マルカ』が伝えている。 1勝2分4敗。第7節まで消化したレアル・ソシエダが、24日時点で暫定16位と低迷している。イマノル・アルグアシル体制7年目となった今シーズンは、CBロビン・ル・ノルマンとMFミケル・メリーノの長年主力を張ってきた2選手が退団した他、補強ポイントに挙げていた“9番”の獲得にも至らず。追い打ちをかけるように、右膝前十字じん帯断裂の右SBアマリ・トラオレを始め、MFブライス・メンデスやMFアルセン・ザハリャンと負傷者も続出している。 そんな中で、チーム編成を統括するオラべSDは指揮官に対する信頼を強調。ここまでは手腕が振るわず、現行契約は来夏に満了を迎えるイマノル・アルグアシル監督だが、同SDは「会長が話した通りで、我々は契約延長のタイミングを探しているところ。すべてにおいて今、イマノル以上にクラブに脈々と流れるモデルを継承できる最適な人物なんていない」としつつ、「彼をどう見ているか? 落ち着いているように感じる。彼は、我々が持っている伸び代にとても集中しているんだ」と胸中を明かした。 また、歯車が噛み合わないチームについては「できるだけ早くかつてのように、誰しもに認められ、信頼されるチームに戻ることを望んでいる。だからこそ、監督と選手たちの才能を信じ、冷静さが必要。我々がすべきことは、スビエタのタレントを育成し、外部のタレントを惹きつける努力をし続けること」と今は我慢する時期だと語っている。 25日には、大会形式が一新されたヨーロッパリーグの初戦でニースと対戦するが、浮上のきっかけを掴める勝利を挙げられるのだろうか。
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