イタリア代表初招集!マルディーニ家3代目ダニエル「練習場の祖父と父の写真を見るのは気分が良いけど…」|UEFAネーションズリーグ
イタリア代表に初招集されたモンツァMFダニエル・マルディーニは、招集の喜びや家族についても語っている。 祖父にチェーザレ、父にパオロとイタリア屈指のレジェンドを肉親に持つダニエル・マルディーニ。祖父や父が活躍したミランの下部組織出身で、2020年に18歳でトップチームデビューを果たしていた。しかし、激しいポジション争いもありなかなか出場機会に恵まれないでいると、複数回のレンタルを挟んだ後、2024年1月からはモンツァでプレーしている。 そんな22歳MFだが、昨季後半はセリエA11試合で4ゴール1アシストをマーク。今季も開幕から7試合連続で先発して1ゴール1アシストを残すなど、評価を高めていた。そして10月のUEFAネーションズリーグを戦うイタリア代表のメンバーに初招集。マルディーニ家3代続けてのイタリア代表招集は世界中の注目を集めている。 ダニエル・マルディーニは『ガゼッタ・デッロ・スポルト』のインタビューに対し、「ここにいられることは誇りだよ。今は監督に良いところを見せたいと思っている」と意気込みを語っている。 「家族はいつも近くにいてくれたけど、父と代表招集について話すことはなかったよ。ベネズエラ代表も声をかけてくれたことがあった(母がベネズエラ出身)。でも、僕は待って正しい選択をすることを好むんだ。その価値はあったと思っている」 「コベルチャーノ(イタリアサッカー連盟のテクニカルセンター)にある祖父と父の写真を見るのは良い気分だね。でも、僕は自分自身に集中して日々を生きているんだ。(代表招集の)電話は完璧なタイミングでかかってきたよ。みんなと一緒にいると気分が良いね。役に立ちたいよ!」 「家族が活躍していたのは良い面もあるけど、悪い面だってある。時間が経つにつれて色々と理解し始めたよ。他人の意見がどうであれ、自分の目標に向かって進み続けないとね。代表チームでプレーするのは僕だけの夢じゃなく、少年たちすべての夢なんだ」