萩に「酒ト定食はっち」 山本食堂の味を継承、定食や「夏みかんの酒」提供
居酒屋「酒ト定食はっち」(萩市土原、TEL 050-1722-8688)が10月26日、萩にオープンした。(山口宇部経済新聞) 【写真】「酒ト定食はっち」店内 店主の土岐ちづるさんは、JR萩駅前の「山本食堂」(椿)の店主の孫。「祖父母がオープンした山本食堂の味を引き継ぎ残していきたい、幅広い年代の方にも知ってもらいたいという思いで出店した。60年続く食堂の味と萩の酒を楽しんでもらいたい」と話す。 土岐さんは、昼は山本食堂を手伝い、夜に同店を運営する。店内にカウンター席=3席、テーブル席=6席を設け、萩産の食材を使用した定食や夏みかんのオリジナルカクテルなどを提供する。 メニューは、山本食堂から味を引き継いだ「萩むつみ豚トンカツ定食」(1,200円)、「長州どり唐揚げ定食」(1,200円)、「塩さば定食」(950円)などの定食のほか、「ちゃんぽん」(800円)、同店オリジナルの「はっちのおばんざい5種盛り」(1,000円)などを提供する。 アルコール類は、ビールなどのほか、「柚子屋本店」(椿東)の柑橘習慣プラスを使用した「すっぱい!柑橘サワー」(600円)や、果汁入りの「まんげつサワー」(グレープフルーツ、レモン、パイナップル、各600円)など、同店オリジナルのカクテルを提供する。 土岐さんは、「店名は末広がりの意味を持つ数字の8から付けた。お客様の幸せが終わりなく続きますようにと願いを込めている。美味しい料理と酒を楽しんで、また明日も頑張ろうと思ってもらえる店にしていきたい」と話す。 営業時間は、17時~23時。水曜定休。
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